椎間板ヘルニアの手術で脳に細菌が!
椎間板ヘルニアは非常に多くの人に起こり、重症の場合には手術も標準的な治療として行われます。手術による合併症のごくまれな例として、ブラジルの研究班が、細菌の感染により脳に膿が溜まり、重い神経症状を起こした患者を報告しました。
◆術後6日で脳脊髄液漏出症、治療で改善せず
この45歳の男性は、椎間板ヘルニアのために腰椎の
脳脊髄液漏出症は、脳と
さらに脳の
◆脳の蓄膿に対する治療で回復
脳の手術が行われ、小脳橋角部の蓄
血液
この報告はまれで極端な例ですが、椎間板ヘルニアの手術は、
執筆者
Cerebellopontine angle empyema after lumbar disc herniation surgery.
Int J Clin Exp Med. 2015 Apr 15 [Epub ahead of print]
[PMID: 26131253]
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