2016.01.13 | ニュース

背骨を固定する手術をした後、リハビリテーションは必要か?

237人を分析
from Spine
背骨を固定する手術をした後、リハビリテーションは必要か? の写真
(C) praisaeng - Fotolia.com

坐骨神経痛などの脚の痺れを伴う腰痛では、腰の骨を固定する手術(腰椎固定術)を行うことがあります。今回の研究では、手術後のリハビリテーションに効果があるか検証しました。

◆腰椎固定術後にリハビリテーションは効果があるか?

今回の研究では、過去の2つの研究を統合し、計237人の腰椎固定術後の患者を対象に、リハビリテーションの効果があるか検証しました。

 

◆リハビリテーションで短期的な改善は見られる

以下の結果が得られました。

低い質のエビデンスにより、”複合リハビリテーション”は通常ケアと比較して、障害(効果量-0.85、95%信頼区間-1.41から-0.29)と恐怖逃避行動(-1.07、95%信頼区間-1.33から-0.80)を短期的に改善することが示された。

リハビリテーションを行うことで、腰痛と、痛みを起こす行動を避けることが短期的に改善されるという結果でした。

 

腰の固定手術を行った後は、痛みを伴わない動作の獲得が重要となる一方で、痛みをかばうために他の部分に負担が掛かってしまう場合があります。今回の研究から、リハビリテーションにより、そのような状態を避けれる可能性があることを頭の隅に置いておいても良いかもしれません。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Rehabilitation Following Lumbar Fusion Surgery: A Systematic Review and Meta-Analysis.

Spine (Phila Pa 1976). 2016 Jan.

[PMID: 26555833]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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