ハベカシン注射液200mgに関係する解説
アミノグリコシド系抗菌薬
- ハベカシン注射液200mgは、アミノグリコシド系抗菌薬に分類される。
- アミノグリコシド系抗菌薬とは、細菌のタンパク質合成を阻害し殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。
アミノグリコシド系抗菌薬の代表的な商品名
- 硫酸ストレプトマイシン
- 硫酸カナマイシン、カナマイシン
- ゲンタシン
- トロビシン
- ハベカシン
| 商品名 | ハベカシン注射液200mg |
|---|---|
| 一般名 | アルベカシン硫酸塩注射液 |
| 薬価・規格 | 5830.0円 (200mg4mL1管) |
| 薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
| 製造会社 | MeijiSeikaファルマ |
| ブランド | ハベカシン注射液75mg 他 |
| YJコード | 6119400A4025 |
| レセプト電算コード | 620007432 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、カリウム異常、電解質異常、過敏症
難聴、第8脳神経障害、急性腎障害、重篤な腎障害、ショック、痙攣、眩暈、耳鳴、耳閉感、汎血球減少
発疹、貧血、白血球減少、血小板減少、好酸球増多、下痢、黄疸、浮腫、血尿、そう痒、発赤、発熱、蕁麻疹、下血、軟便、腹痛、悪心、嘔吐、食欲不振、疼痛、硬結、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、口内炎、神経炎、頭痛、手指しびれ感、全身倦怠感
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| 腎障害を起こす恐れのある血液代用剤 | 腎障害が発現・悪化 |
| デキストラン製剤 | 腎障害が発現・悪化 |
| ヒドロキシエチルデンプン | 腎障害が発現・悪化 |
| 腎毒性を有する薬剤 | 腎障害が発現・悪化 |
| シクロスポリン | 腎障害が発現・悪化 |
| アムホテリシンB | 腎障害が発現・悪化 |
| ループ利尿剤 | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| フロセミド | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| アゾセミド | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| 腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| バンコマイシン塩酸塩 | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| 硫酸エンビオマイシン | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| 白金含有の抗悪性腫瘍剤 | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| シスプラチン | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| カルボプラチン | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| ネダプラチン | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| アミノグリコシド系抗生物質<注射剤> | 腎障害及び聴器障害が発現・悪化 |
| 麻酔剤 | 呼吸抑制 |
| 筋弛緩剤 | 呼吸抑制 |
| ベクロニウム臭化物 | 呼吸抑制 |
| A型ボツリヌス毒素 | 呼吸抑制 |