処方薬
ファルモルビシン注射用50mg
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ファルモルビシン注射用50mgの基本情報

ファルモルビシン注射用50mgの概要

商品名 ファルモルビシン注射用50mg
一般名 エピルビシン塩酸塩注射用
薬価・規格 14549.0円 (50mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 ファイザー
ブランド ファルモルビシンRTU注射液10mg 他
YJコード 4235404D2043
レセプト電算コード 620003793
添付文書PDFファイル

ファルモルビシン注射用50mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 悪性リンパ腫白血病を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

ファルモルビシン注射用50mgの用途

  • 悪性リンパ腫の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 胃癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 肝癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 急性白血病の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 腎盂腫瘍の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 乳癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 尿路上皮の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 膀胱癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 卵巣癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 尿管腫瘍の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 乳癌<手術可能例における術前あるいは術後化学療法

ファルモルビシン注射用50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、嘔吐、食欲不振、頻尿、排尿痛、発熱、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、高度脱毛、倦怠感

起こる可能性のある重大な副作用

心筋障害、白血球減少、うっ血性心不全、骨髄抑制、汎血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、出血傾向、致命的感染症、敗血症、消化管出血、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、発赤、意識低下、間質性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、萎縮膀胱、胆道障害、肝内胆汁性嚢胞、胆管炎、胆管壊死、肝壊死、肝不全、胆嚢炎、肝障害、胃潰瘍、十二指腸潰瘍

上記以外の副作用

膀胱炎、血尿、膀胱刺激症状、心電図異常、不整脈、頻脈、発疹、腎機能異常、BUN上昇、口内炎、下痢、腹痛、しびれ、疼痛、頭痛、過敏症、紅斑、蕁麻疹、皮膚糜爛、皮膚潰瘍、皮膚障害、皮膚壊死、気胸、血胸、血管痛、静脈炎、血栓、ほてり、胸痛、食道炎、胃炎、皮膚色素沈着、皮膚そう痒症、耳痛、耳鳴、不眠、意識障害、知覚異常、口腔内違和感、悪寒、顔面浮腫

ファルモルビシン注射用50mgの用法・用量

  • 1.急性白血病の場合:エピルビシン塩酸塩として15mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回5~7日間連日静脈内に投与し3週間休薬する
  • これを1クールとし、必要に応じて2~3クール反復する
  • 2.悪性リンパ腫の場合:エピルビシン塩酸塩として40~60mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与し3~4週休薬する
  • これを1クールとし、3~4クール反復する
  • 3.乳癌、卵巣癌、胃癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍)の場合:エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与し3~4週休薬する
  • これを1クールとし、3~4クール反復する
  • 4.肝癌の場合:エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、肝動脈内に挿入されたカテーテルより、1日1回肝動脈内に投与し3~4週休薬する
  • これを1クールとし、3~4クール反復する
  • 5.膀胱癌(表在性膀胱癌に限る)の場合:エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)を30mLの日局生理食塩液に溶解し、1日1回3日間連日膀胱腔内に注入し4日間休薬する
  • これを1クールとし、2~4クール反復する
  • 注入に際しては、ネラトンカテーテルで導尿し十分に膀胱腔内を空にした後、同カテーテルよりエピルビシン塩酸塩溶液を注入し、1~2時間膀胱腔内に把持する
  • なお投与量は年齢、症状、副作用により、適宜増減する
  • 6.乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合:1).シクロホスファミド水和物との併用において、標準的なエピルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、エピルビシン塩酸塩として100mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与後、20日間休薬する
  • これを1クールとし、4~6クール反復する
  • 2).シクロホスファミド水和物、フルオロウラシルとの併用において、標準的なエピルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、エピルビシン塩酸塩として100mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局注射用水に溶解し、1日1回静脈内に投与後、20日間休薬する
  • これを1クールとし、4~6クール反復する
    • なお、投与量は年齢、症状により適宜減量する
  • 7.肝癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)の場合:エピルビシン塩酸塩として10mg(力価)に対し、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルを0.5~2mLの割合で加え、肝動脈内に挿入されたカテーテルより肝動脈内に投与する
  • 本剤の投与量は、1日60mg(力価)/㎡(体表面積)とするが、患者の状態により適宜増減し、腫瘍血管に乳濁液が充満した時点で終了する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ファルモルビシン注射用50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 重篤な過敏症
    • 重篤な甲状腺疾患
    • 心機能異常
    • 心毒性を有する薬剤による前治療が限界量
    • アントラサイクリン系薬剤による前治療が限界量
    • ヨード系薬剤に対し過敏症
    • 総ビリルビン値が3mg/dL以上
    • 重度肝障害<Child-Pugh分類C>
    • 肝障害
    • 感染症
    • 甲状腺疾患
    • 骨髄抑制
    • 腎障害
    • 水痘
    • 心毒性を有する薬剤による前治療歴
    • 心臓部あるいは縦隔に放射線療法を受けた
    • アントラサイクリン系薬剤による前治療歴
    • 血管造影で明らかな肝内シャント
    • 血管造影で明らかな門脈腫瘍栓
    • アントラサイクリン系薬剤未治療
    • 心毒性を有する薬剤による前治療
    • アントラサイクリン系薬剤による前治療
    • 門脈本幹との著明なAPシャント

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ファルモルビシン注射用50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
心毒性を有する抗悪性腫瘍剤 心筋障害が増強
アントラサイクリン系薬剤 心筋障害が増強
抗悪性腫瘍剤 骨髄抑制等の副作用が増強
パクリタキセル 骨髄抑制等の副作用が増強
シメチジン 本剤のAUCを増加

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