ヒドロコルチゾンリン酸エステルNa静注液100mg「AFP」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
月経異常、悪心、嘔吐、多幸症、不眠、頭痛、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、窒素負平衡、浮腫
起こる可能性のある重大な副作用
誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、精神変調、うつ状態、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパシー、緑内障、後嚢白内障、ショック、アナフィラキシー様反応
上記以外の副作用
血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、創傷治癒障害、ざ瘡、皮膚そう痒、皮膚刺激感、脂肪織炎、発熱、疲労感
ヒドロコルチゾンリン酸エステルNa静注液100mg「AFP」の用法・用量
- 症状、症例により異なるが、1日1回または数回、1回2~20mL(ヒドロコルチゾンとして100~1000mg)を静注または点滴静注する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ヒドロコルチゾンリン酸エステルNa静注液100mg「AFP」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
生ワクチン |
ワクチン由来の感染を増強又は持続 |
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> |
低ナトリウム血症 |
バルビツール酸誘導体 |
本剤の作用が減弱 |
フェノバルビタール |
本剤の作用が減弱 |
フェニトイン |
本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 |
本剤の作用が減弱 |
サリチル酸製剤 |
血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
アスピリン |
血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒 |
血液凝固阻止剤 |
作用を減弱 |
ワルファリンカリウム |
作用を減弱 |
糖尿病用薬 |
作用を減弱 |
ビグアナイド系製剤 |
作用を減弱 |
スルホニルウレア系薬剤 |
作用を減弱 |
速効型食後血糖降下剤 |
作用を減弱 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 |
作用を減弱 |
チアゾリジン系薬剤 |
作用を減弱 |
DPP-4阻害剤 |
作用を減弱 |
GLP-1アナログ |
作用を減弱 |
SGLT2阻害剤 |
作用を減弱 |
インスリン製剤 |
作用を減弱 |
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> |
低カリウム血症 |
トリクロルメチアジド |
低カリウム血症 |
フロセミド |
低カリウム血症 |
β2-刺激剤 |
低カリウム血症 |
塩酸クレンブテロール |
低カリウム血症 |
塩酸ツロブテロール |
低カリウム血症 |
プロカテロール塩酸塩水和物 |
低カリウム血症 |
アムホテリシンB |
低カリウム血症 |
ジゴキシン |
中毒 |
シナカルセト |
血清カルシウム濃度が低下 |
シクロスポリン |
血中濃度が上昇 |
マクロライド系抗生物質 |
副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
エリスロマイシン |
副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
卵胞ホルモン |
副腎皮質ホルモン剤の作用が増強 |
エフェドリン含有製剤 |
副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下 |
ジクロフェナク |
消化器系の副作用<消化性潰瘍・消化管出血等> |