メインテート錠0.625mgに関係する解説
β遮断薬
- メインテート錠0.625mgは、β遮断薬に分類される。
- β遮断薬とは、交感神経のβ受容体への遮断作用により血圧や心拍数などを抑えることで高血圧、狭心症、頻脈性不整脈などを改善する薬。
β遮断薬の代表的な商品名
- インデラル
- テノーミン
- メインテート、ビソノ
- セロケン、ロプレソール
- ハイパジール
商品名 | メインテート錠0.625mg |
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一般名 | ビソプロロールフマル酸塩錠 |
薬価・規格 | 11.8円 (0.625mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 田辺三菱製薬 |
ブランド | メインテート錠2.5mg 他 |
YJコード | 2123016F3037 |
レセプト電算コード | 622068002 |
識別コード | TA |
徐脈、めまい、立ちくらみ、AST上昇、ALT上昇、尿酸上昇、クレアチニン上昇、呼吸困難、倦怠感、浮腫、血清脂質上昇
心不全、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群
房室ブロック、心胸比増大、低血圧、動悸、胸痛、頭痛、頭重感、ふらつき、眠気、不眠、悪心、腹部不快感、食欲不振、肝腫大、ビリルビン上昇、LDH上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、尿糖、頻尿、発疹、霧視、脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、しびれ感、CK上昇、糖尿病増悪、心房細動、心室性期外収縮、悪夢、嘔吐、胃部不快感、下痢、気管支痙れん、過敏症、皮膚そう痒感、涙液分泌減少、悪寒
薬剤名 | 影響 |
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交感神経遮断剤 | 過剰の交感神経抑制作用<徐脈・血圧低下等> |
レセルピン | 過剰の交感神経抑制作用<徐脈・血圧低下等> |
血糖降下剤 | 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
インスリン製剤 | 血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク |
カルシウム拮抗剤 | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
ベラパミル | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
ジルチアゼム | 徐脈、房室ブロック、洞房ブロック |
ジギタリス剤 | 徐脈、房室ブロック |
ジゴキシン | 徐脈、房室ブロック |
メチルジゴキシン | 徐脈、房室ブロック |
クロニジン塩酸塩 | 投与中止後のリバウンド現象<急激な血圧上昇>が増強 |
グアナベンズ酢酸塩 | 投与中止後のリバウンド現象<急激な血圧上昇>が増強 |
クラス1抗不整脈剤 | 過度の心機能抑制<徐脈・低血圧等> |
リン酸ジソピラミド | 過度の心機能抑制<徐脈・低血圧等> |
プロカインアミド塩酸塩 | 過度の心機能抑制<徐脈・低血圧等> |
3群不整脈用剤 | 過度の心機能抑制<徐脈・低血圧等> |
アミオダロン塩酸塩 | 過度の心機能抑制<徐脈・低血圧等> |
非ステロイド系抗炎症剤 | 本剤の降圧作用が減弱 |
インドメタシン製剤 | 本剤の降圧作用が減弱 |
降圧作用を有する薬剤 | 降圧作用が増強 |
血圧降下剤 | 降圧作用が増強 |
硝酸剤 | 降圧作用が増強 |
フィンゴリモド塩酸塩 | 重度の徐脈、心ブロック |