救心のかぜ薬赤箱

救心のかぜ薬赤箱の基本情報

救心のかぜ薬赤箱の概要

商品名 救心のかぜ薬赤箱
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 救心製薬
販売会社名 救心製薬

救心のかぜ薬赤箱の特徴

かぜは万病のもと」といわれ、こじらせるといろいろな病気をひき起こすようになります。さむけがする、くしゃみや鼻みずがでる、頭が痛いといったひきはじめのうちに、
できるだけ早く治療することが大切です。救心のかぜ薬赤箱は、古くからかぜの治療に用いられてきた漢方処方<葛根湯>のエキスに、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳去痰剤などを配合したかぜ薬です。漢方薬と洋薬の特有の作用で、かぜの諸症状にすぐれた効きめをあらわします。
(成分と作用)
葛根湯乾燥エキス(漢方薬)
 漢方医学の原典『傷寒論』に収載され、古くからかぜの治療に用いられてきました。特に、かぜのひきはじめに効果的で、発汗をうながし、悪寒、発熱、頭痛など
 を軽快させます。
アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)
 熱を下げ、頭痛やのど、関節、筋肉などの痛みをしずめます。
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン剤)
 くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどのアレルギー症状をおさえます。
チペピジンヒベンズ酸塩(鎮咳去痰剤)
 せきをしずめ、たんを切ります。
無水カフェイン(カフェイン剤)
 痛みをしずめるはたらきを助けます。

救心のかぜ薬赤箱の効果・効能

かぜの諸症状(悪寒、発熱、頭痛、くしゃみ、のどの痛み、鼻みず、鼻づまり、せき、たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和。

救心のかぜ薬赤箱の構成成分

3包(1包1.2g)中 葛根湯乾燥エキス800mg〔カッコン1.6g、マオウ0.8g、ショウキョウ0.2g、タイソウ0.8g、ケイヒ0.6g、シャクヤク0.6g、カンゾウ0.4g 全量5gより抽出した乾燥エキス〕、アセトアミノフェン720mg、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩3.5mg、チペピジンヒベンズ酸塩75mg、無水カフェイン150mg

救心のかぜ薬赤箱の用法・用量

食後なるべく30分以内に水又はお湯で服用すること。
大人(15歳以上):1回1包。
11~14歳:1回2/3包。
7~10歳:1回1/2包。
3~6歳:1回1/3包。
1日3回服用。
3歳未満:服用しないこと。
1.用法・用量を厳守すること。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。

救心のかぜ薬赤箱の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
 (1)医師または歯科医師の治療を受けている人
 (2)妊婦または妊娠していると思われる人
 (3)高齢者
 (4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
 (5)次の症状のある人 高熱、排尿困難
 (6)次の診断を受けた人
    甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍緑内障
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
 〔関係部位〕 : 〔症  状〕
  皮膚    :  発疹発赤、かゆみ
  消化器   :  吐き気・嘔吐、食欲不振
  精神神経系 :  めまい
  泌尿器   :  排尿困難
  その他   :  過度の体温低下
  まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること
 〔症状の名称〕 : 〔症  状〕
  ショックアナフィラキシー) 
   :  服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、
      息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
  皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症
  急性汎発性発疹性疱症
   :  高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった
      皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激
      に悪化する。
  薬剤性過敏症症候群
   :  皮膚が広い範囲で赤くなる、全身性の発疹、発熱、体がだるい、リンパ節(首、わきの下、
      股の付け根等)のはれ等があらわれる。
  肝機能障害
   :  発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振
      等があらわれる。          
  腎障害
   :  発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)下痢等があらわれる。
  間質性肺炎
   :  階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等が
      みられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
  ぜんそく
   :  息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
  再生不良性貧血
   :  青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、
      気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
  無顆粒球症
   :  突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
   口のかわき、眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

救心のかぜ薬赤箱の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。