ぐるかごのーま
グルカゴノーマ
膵臓の膵島(ランゲルハンス島)にできる、血糖を上昇させるホルモンである「グルカゴン」を過剰に分泌する良性の腫瘍
3人の医師がチェック 19回の改訂 最終更新: 2017.12.06

グルカゴノーマの基礎知識

グルカゴノーマについて

  • 膵臓の膵島(ランゲルハンス島)にできる、血糖を上昇させるホルモンである「グルカゴン」を過剰に分泌する腫瘍
    • ランゲルハンス島の中でもα細胞という細胞にできた腫瘍
      ・ランゲルハンス島の中のβ細胞という細胞は血糖値を下げる「インスリン」を産生しており、β細胞にできる腫瘍は「インスリノーマ」と呼ばれる
  • グルカゴノーマの半数以上が悪性で、転移することがある
    • 転移先としては肝臓などが多い
  • 男女比はやや女性の多い
  • 小児慢性特定疾患に登録されており、申請を行えば状況次第で医療費の補助を受けることができる

グルカゴノーマの症状

  • 血糖値が上昇することによる糖尿病と類似した症状
    • 喉の渇き、頻尿、体重減少
  • 舌や唇の炎症舌炎口唇炎
  • 特徴的な皮膚の症状
    • 場所を変えて出現する強いかゆみを伴う赤茶色の発疹壊死性遊走性紅斑
  • 深部静脈血栓症が起こることもある

グルカゴノーマの検査・診断

  • 血液検査:グルカゴンや血糖の値を測定する
  • 画像検査:腫瘍の有無や位置を確認する
    • 腹部超音波検査
    • 腹部CTMRI検査
    • 超音波内視鏡検査

グルカゴノーマの治療法

  • 手術による腫瘍の摘出が第一選択
    • 手術は膵頭十二指腸切除術・膵体部切除など
    • 完全な切除が難しい場合も症状の緩和などを目的に手術を行うことが多い


グルカゴノーマが含まれる病気


グルカゴノーマのタグ


グルカゴノーマに関わるからだの部位

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