にゅうせんせんいせんしゅ

乳腺線維腺腫

乳房にできる良性の腫瘍性病変。15-30歳くらいの女性に多く見られる

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6人の医師がチェック 46回の改訂 最終更新: 2017.06.15

乳腺線維腺腫の基礎知識

乳腺線維腺腫について

  • 乳房にできる良性病気の中でも、相対的に経過が悪くないもの。多くの場合、腫瘍をつくる病気に対して、悪性腫瘍と対比させるために使われる用語腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類される病変病気が原因となって体に生じた、あるいは変化が起きた、その特定の部位のこと
    • 15-30歳くらいの女性で多く見られる
    • 良性のできものであり、乳がんとは異なる
  • 妊娠やエストロゲン女性ホルモンの一種で、ステロイドホルモンの仲間。女性生殖器の発達や、子宮内膜の増殖などの作用をもつ補充療法で大きくなることがあるが、閉経すると自然に小さくなっていく

乳腺線維腺腫の症状

  • こりっとした、境界がはっきりしたしこりが乳房に触れる
    • 大きさは1−2cm程度であることが多い
    • しこりは弾力があり、ころころと動くのが特徴
  • 痛みを伴わないことが多い

乳腺線維腺腫の検査・診断

  • 触診
  • 画像検査
    • 乳房超音波検査空気の細かな振動である超音波を使った画像検査。体の奥の血管や臓器を観察することができる
      ・診断に重要
      ・線維腺腫に特徴的な画像であれば、それ以上の検査を行わないことも多い
    • マンモグラフィX線(レントゲン)を用いて、乳房にがんがないかを調べる検査
  • 他の乳房の腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるとの区別が難しい場合は、病変病気が原因となって体に生じた、あるいは変化が起きた、その特定の部位のことの一部を採取して顕微鏡で観察する

乳腺線維腺腫の治療法

  • 超音波検査空気の細かな振動である超音波を使った画像検査。体の奥の血管や臓器を観察することができるで強く疑った場合や、顕微鏡検査を行って診断がついた場合は治療を行わずに経過観察病気の状態や健康の状態を見守ること。その時点で治療する必要がないと医師が判断した場合や、診断のためにその後の経過を見なければならない場合に行われるをする
    • 半年または1年に1回程度、乳房超音波検査でしこりが変化しないか調べていくことが勧められる(乳がんでないことを確認するため)
  • 大きさが3cmを超えるような場合や、大きさが急速に大きくなる場合は手術による摘出を考える

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