ぶんべんじこっせつ
分娩時骨折
出生時もしくは新生児に起こる骨折のこと。子供が産道を通る際の圧迫や、難産で外から引っ張ることなどが骨折の原因となります
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最終更新: 2022.03.16
分娩時骨折の基礎知識
POINT 分娩時骨折とは
出生時もしくは新生児に起こる骨折です。胎児が産道を通る際に受ける圧迫や、難産で引っ張られることが原因で起こります。全分娩のうち1%から2%に起こるとされています。骨折が起こる箇所は、頭蓋骨や鎖骨、上腕骨(ニの腕)、大腿骨(足の骨)など多岐にわたります。骨折の可能性がある場合にはレントゲン検査やCT検査、MRI検査によって状態が詳しく調べられます。麻痺などの大きな症状がなければ自然に治るのを待ちます。分娩時の骨折が疑われるときには産婦人科とともに小児科や新生児科、整形外科が治療にあたります。
分娩時骨折について
分娩時骨折の症状
分娩時骨折の検査・診断
- 画像検査:骨の状態を調べる
レントゲン 検査:骨折の有無を調べるCT 検査:レントゲンではわからない骨折の有無や程度を調べるMRI 検査:骨折した周りの組織に損傷がないか調べる
分娩時骨折の治療法
分娩時骨折のタグ
分娩時骨折に関わるからだの部位

