あいじーえーじんしょう
IgA腎症
腎臓の糸球体という部分に炎症が起きることで腎機能が下がってしまう。IgAというタンパクが糸球体に付着して炎症を起こすことが原因
16人の医師がチェック 91回の改訂 最終更新: 2024.02.21

IgA腎症

IgA腎症は、尿検査などで見つかることがある腎臓の病気です。IgA腎症の人は腎臓の機能への影響が小さい人もいれば、時間の経過とともに腎臓の機能が失われる人もいます。IgA腎症の症状や診断、治療などについて解説します。

IgA腎症はどんな病気?症状・診断・治療・経過の解説

IgA腎症は腎臓の機能が低下する病気です。主に尿検査で見つかります。腎臓の機能への影響には幅があり、ほとんど影響がない人もいれば、時間の経過とともに腎臓の機能が失われる人もいます。このページでは病気の概要としてIgA腎症の症状や診断、治療などについて網羅的に説明します。

IgA腎症の症状:血尿・タンパク尿など

IgA腎症は無症状で見つかることが多いのですが、症状をきっかけに見つかることもあります。ここではIgA腎症の症状などについて解説します。

IgA腎症の検査:尿検査、血液検査、腎生検など

IgA腎症の診断のために尿検査や血液検査、腎生検などが行われます。診断後は、検査で腎臓の機能やタンパク尿の程度、病気の進行具合などを判断し適した治療の選択につなげます。

IgA腎症の治療:薬物療法、扁桃腺摘出など

IgA腎症は何も治療をせずに経過観察だけでよい場合もあれば積極的な治療を必要とする場合もあり様々です。IgA腎症の人の治療はどのようにして決められて、治療にはどのようにして行われるかを見ていきます。

IgA腎症の日常生活の注意点・難病の申請手続きなど

IgA腎症の治療の目的は腎臓の機能を長期に渡り維持することです。腎臓の機能を保つには食事や生活で気を付けるべきことがあります。