こうもんがん
肛門がん
肛門周辺にできたがんの総称。ヒトパピローマウイルスへの感染が原因の一つと考えられている。
4人の医師がチェック 101回の改訂 最終更新: 2017.12.06

肛門がんの基礎知識

POINT 肛門がんとは

肛門周囲にできたがんの総称です。ヒトパピローマウイルス感染が主な原因と考えられています。主な症状は出血・痛み・かゆみ・しこりなどになります。 症状や身体診察に加えて、超音波検査やCT検査を行って診断します。治療法には手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療がありますので、病状や身体の状態を鑑みて適切な治療を行います。肛門がんが心配な人や治療したい人は、消化器内科や消化器外科を受診して下さい。

肛門がんについて

  • 肛門がんは肛門周辺の組織にできるがんの総称
  • 主な原因
    • ヒトパピローマウイルスHPV)に感染(性感染)
    • 痔瘻(腸と皮膚をつなぐ孔(トンネル))ができることがある
  • 男女差はない

肛門がんの症状

  • 肛門に起こる症状
    • 出血
    • 痛みや圧迫感
    • かゆみ
    • しこり
    • 便の変化
      ・便が出づらい
      ・便が細くなる

肛門がんの検査・診断

  • 大腸カメラ内視鏡):肛門の腫瘍の有無を調べる
  • 組織診:腫瘍の一部を切り取り、顕微鏡で調べる
  • 画像診察:全身へのがんの広がりなどを調べる
    • 超音波検査
    • CT検査
  • がんの病期ステージ)を以下の3つから判定する
    • がんの広がり
    • リンパ節転移の有無、広がり
    • 他の臓器への転移遠隔転移)の有無

肛門がんの治療法

  • 治療は切除が可能であれば、手術が行われる(直腸切断術が主)
    • 手術後は人工肛門が必要になることが多い
    • 場合によっては放射線療法化学療法を組み合わせる
    • 放射線療法や化学療法単独の効果は期待できない
  • リンパ節転移している場合があるので摘出する必要がある
  • 5年生存率は約45%

肛門がんのタグ

肛門がんに関わるからだの部位

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