うえすとないるねつ(にしないるねつ)
ウエストナイル熱(西ナイル熱)
ウエストナイルウイルスが原因の感染症。多くは1-2週間の経過で自然に改善する。通常、ヒトからヒトへの直接感染はない
3人の医師がチェック 92回の改訂 最終更新: 2017.12.06

ウエストナイル熱(西ナイル熱)の基礎知識

POINT ウエストナイル熱(西ナイル熱)とは

ウエストナイルウイルスよる感染症です。ウエストナイルウイルスを持っているかに刺されること人に感染します。主にアフリカで流行している感染症になります。主な症状は、高熱・頭痛・筋肉痛・食欲不振になります。重症になると意識障害やけいれんを起こすことがあります。 血液や脳脊髄液を用いて、ウイルスの遺伝した抗体を調べて診断します。治療に特効薬はないため症状を和らげる治療(対症療法)をします。ウエストナイル熱が心配な人や治療したい人は、感染症内科を受診して下さい。

ウエストナイル熱(西ナイル熱)について

  • ウエストナイルウイルス(西ナイルウイルス)が原因の感染症
    • ウエストナイルウイルスを保持している蚊に刺されると感染する
    • 通常、人から人への直接感染はない
  • ウエストナイルウイルスについて
    • アフリカで見つかり、現在ではヨーロッパ、北米、西アジア、オーストラリアにも分布する

ウエストナイル熱(西ナイル熱)の症状

  • 感染しても80%の人は無症状のままである
  • 症状が出た場合の主なもの
    • 高熱(感染後2〜14日してから現れる)
    • 頭痛
    • 背部の痛み
    • 筋肉痛
    • 食欲不振
    • 吐気 など
  • まれにリンパ節の腫れ、胸部、背中、腕の発疹が現れることもある
  • これらの急性症状は3〜6日で消失する
  • 重症化するとウエストナイル脳炎になることもある
    • 感染者のごく一部に、意識障害麻痺、けいれんなどの脳炎症状が起こる
    • 脳炎の多くは高齢者にみられ、死にいたる場合もある
  • ウエストナイル熱と似た症状をもつ疾患

ウエストナイル熱(西ナイル熱)の検査・診断

  • 髄液検査、血液検査
    • 血液や脳脊髄液からウイルスやその遺伝子を調べる
    • またはそのウイルスに対する抗体を調べる
    • 確定診断に役立つ

ウエストナイル熱(西ナイル熱)の治療法

  • ウエストナイルウイルスに対する治療薬はなく、対症療法(症状を和らげる治療)が中心になる
  • 予防法
    • 蚊の多いところを避ける
    • 肌の露出を少なくする
    • 露出している肌への虫除け剤の使用
    • 蚊を駆除すること
      など


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ウエストナイル熱(西ナイル熱)に関わるからだの部位


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