じんじょうせいはくはん
尋常性白斑
生まれた後に皮膚の色が抜け、皮膚が部分的に白くなる病気。明らかな原因は分かっていないが、外見の問題以外の症状はない
4人の医師がチェック 82回の改訂 最終更新: 2017.12.06

尋常性白斑の基礎知識

尋常性白斑について

  • 生まれた後に皮膚の色が抜け、部分的に白くなる病気
    • 皮膚の中にあるメラニンを作る細胞がなくなることで起こる
  • 原因は明らかにされていないがさまざまな説がある
    • 色素を作る細胞を殺してしまう細胞ができるという説
    • 神経の異常が原因であるという説
    • 皮膚で色素を作る細胞が壊れるという説
  • 日本国内全人口の1%程度が発症すると言われている
  • 白斑が出る部位によって大きく3つに分類される
    • 非分節型(non-segmental vitiligo; NSV)
      ・1つの神経が支配する皮膚の領域と関係なく白班が出現する
      ・指趾顔面型(acrofacial)、2病変部以上の粘膜型(mucosal)、汎発型(generalized)、全身型(universal)、混合型(mixed)がある
    • 分節型(segmental vitiligo; SV)
      ・神経の支配する皮膚の領域に一致するように身体の片側に生じる
      ・複数の神経支配領域に白班が出ることもある
    • 未分類型(undetermined / unclassified vitiligo)
      ・限局性に1か所のみに生じた白斑
      ・限局型(focal)と1病変のみの粘膜型(mucosal)がある
  • 症状は似ているが、区別する必要がある他の疾患

尋常性白斑の症状

  • 皮膚の一部が白くなる
    • 白くなる部分の場所や大きさはさまざまである
  • 頭が白斑になると、その部分が白髪になることもある

尋常性白斑の検査・診断

  • 診断のための特別な検査はない
    • まれに甲状腺の検査をしたら、甲状腺の病気が見つかることもある

尋常性白斑の治療法

  • 飲み薬
    • ステロイド薬
    • ビタミンD3
    • タクロリムス:免疫抑制薬
  • 紫外線照射
  • 移植手術
  • セルフタニング剤(肌を小麦色にする薬)を塗る


尋常性白斑のタグ

診療科
からだ

尋常性白斑に関わるからだの部位


MEDLEYニュース新着記事