がいいんぱじぇっとびょう

外陰パジェット病

皮膚がんの一種で乳頭にできる乳房パジェット病ではなく乳房外にできるパジェット病。外陰部やわきの下に多い

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11人の医師がチェック 141回の改訂 最終更新: 2016.10.03

外陰パジェット病の基礎知識

外陰パジェット病について

  • 主に外陰部「陰部」とほぼ同義。人間の外性器がある部位のこと。狭義では女性の同部位のことを指すやわきの腺細胞(主に汗を作る細胞)ががん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがある化してできた皮膚がんの一種
  • パジェット病には大きく2種類ある
    • 乳頭や乳輪に生じる乳房パジェット病
    • 外陰「陰部」とほぼ同義。人間の外性器がある部位のこと。狭義では女性の同部位のことを指すや脇の下などに生じる乳房外パジェット病とがある
      ・外陰パジェット病はここに属する
  • 日本では60歳以上の男性に多い(女性の2-3倍の発生率)
  • 皮膚がんの10%程度

外陰パジェット病の症状

  • 主な症状
    • かゆみ
    • ひりひり感
    • 痛み
    • 不快感
    • 変色(赤い斑点、薄茶色、色が抜けて白くなる等)

外陰パジェット病の検査・診断

  • 組織診病気を詳しく調べるために、体や病変の一部を切除して顕微鏡で調べる検査。例えば、腫瘍ががんか否かを調べる時などに行われる病変病気が原因となって体に生じた、あるいは変化が起きた、その特定の部位のことのある部位の皮膚を一部切り取って、顕微鏡を用いてパジェット病であるか調べる
  • 初期のころは湿疹カンジダ真菌(かび)の一種であり、しばしば様々な部位で感染を起こす原因となる症と症状から区別することが難しいため、湿疹やカンジダ症で治療をしてもよくならない場合は必要に応じて組織診で調べる

外陰パジェット病の治療法

  • 基本的な治療方針
    • 手術によって病変病気が原因となって体に生じた、あるいは変化が起きた、その特定の部位のことを完全に切除する
    • 手術ができない状況の場合に化学療法がんの治療の一種で、抗がん剤を使った治療の総称などを行う
  • 主な治療
    • 手術 
      ・皮膚病変の切除
      ・切り取り残しをしないように、正常に見える皮膚も含めて病変を周囲の皮膚ごと切り取る
      外陰部「陰部」とほぼ同義。人間の外性器がある部位のこと。狭義では女性の同部位のことを指すの周囲にある鼠径部のリンパ節体全体にある、免疫を担当する器官の1つ。感染や免疫異常、血液のがん、がんの転移などで腫れるがん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがある細胞が潜んでいる可能性があるので全てとってしまう
    • 化学療法
      ・リンパ節への転移がん細胞がリンパ液や血流にのって、リンパ節や他の臓器にまで広がること。転移がある場合は進行がんに分類されることが多いが広範囲に及んだり、臓器に転移がある場合に行う
    • 外用薬点滴を含む注射や、内服以外の薬のこと。塗り薬、貼り薬、座薬をはじめ、眼・耳・鼻・口腔内に用いる薬も含まれる治療
      ・手術で取りきることが難しい場合、患者の年齢なども考えてベセルナクリームなど外用薬で広がりをおさえていく治療法もある
  • がんの広がりが見られない場合は、その後の経過は良好であることが多い
    • 再発することはあるので、しばらく様子を見ていく必要がある
  • 他の臓器に広がったがんが併存する場合、しばしばリンパ節転移がんが周りのリンパ節に転移している状態。通常、がんは周りのリンパ節に転移した後、さらに遠くの臓器に転移する(遠隔転移)遠隔転移がんが離れた他の臓器へ転移すること。転移の中でも、リンパ節転移と対比的に使われる用語がみられ、経過は不良とされる

外陰パジェット病に含まれる病気


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外陰パジェット病に関わるからだの部位