かたせっかいちんちゃくせいけんえん
肩石灰沈着性腱炎
肩の腱板にカルシウムの石が溜まってしまう病気。腱に炎症が起こって肩に痛みや動きの制限が現れてしまう
4人の医師がチェック 67回の改訂 最終更新: 2017.12.06

肩石灰沈着性腱炎の基礎知識

肩石灰沈着性腱炎について

  • 肩の腱板にカルシウムの石が溜まってしまう病気
    • 肩の腱板(肩を滑らかに動かす筋肉と骨のくっついている部分)に炎症が生じ、痛みや動きの制限が起きる
  • 夜間の急激な痛みが始まりとなる場合が多い
  • 40-50歳代の女性に起こることが多い
  • 病期によって3つに分けられる
    • 急性型:発症後1-4週にわたり強い痛みがおこる
    • 亜急性型:中等度の痛みが1-6か月続く
    • 慢性型:6か月以上痛みが続く

肩石灰沈着性腱炎の症状

  • 肩の痛み
    • 肩を動かしても、安静にしていても痛みが生じる
    • 場合によっては激痛となる
    • 痛みによって肩を動かせなくなってくる

肩石灰沈着性腱炎の検査・診断

  • 触診:痛みが起こっている場所を手で触って調べる
  • 画像検査:腱や軟骨に石灰化(カルシウムが集まって固まること)が起こっているかなどを調べる
    • レントゲン検査
    • 超音波検査
    • CT検査
    • MRI検査
      肩腱板損傷など、他の病気が隠れていないかを調べる

肩石灰沈着性腱炎の治療法

  • 保存治療
    • 発症した初期では石灰化はあまり硬くなくドロドロであるため、注射針などで吸い取り、三角巾や肩専用の装具を使用して安静にする
  • 薬物療法
    • NSAIDs(痛み止めの薬)を飲んだり局所麻酔薬を注入する
  • 手術:安静にしても治らない場合や肩の動きの制限が残る場合に検討する
    • 関節鏡視下手術(小さいカメラを肩の関節内に入れ石灰化を取り除く)
  • リハビリテーション
    • 保存療法や手術前後で、リハビリテーションを行い肩の働きを改善する


肩石灰沈着性腱炎のタグ


肩石灰沈着性腱炎に関わるからだの部位


MEDLEYニュース新着記事