たはつせいこうかしょう
多発性硬化症
免疫の異常が原因で、中枢神経(脳や脊髄)が障害を受ける病気。障害を受けても回復することがあり、症状が出たり消えたりする。
13人の医師がチェック 228回の改訂 最終更新: 2022.02.28

多発性硬化症

多発性硬化症は神経難病の1つです。治療で一旦症状が落ち着いても再発することが多いので病気との付き合いも長くなります。ここでは、多発性硬化症の概要として、症状や原因、検査、治療を説明します。

多発性硬化症とはどんな病気なのか?

多発性硬化症は神経難病の1つです。治療で一旦症状が落ち着いても再発することが多いので病気との付き合いも長くなります。ここでは、多発性硬化症の概要として、症状や原因、検査、治療を説明します。

多発性硬化症の症状について

多発性硬化症は脳や脊髄の障害がいくつもの箇所で起こる病気です。脳や脊髄は場所によって担っている役割が異なるので、障害が起きた場所に応じてさまざまな症状が現れます。ここでは、多発性硬化症で現れる症状と再発した時の症状について説明します。

多発性硬化症の診断を行うための検査について

多発性硬化症には似た症状が現れる病気がいくつかあります。他の病気との区別をするために、多発性硬化症が疑われる人には診察や検査が行われ、その中でも神経学的診察やMRI検査が重要です。ここでは診察や検査の目的やその内容について詳しく説明していきます。

多発性硬化症の治療について:治療薬やリハビリテーション

多発性硬化症の治療は時期によって異なり「病気が発症してすぐの段階での治療」と「再発予防のための治療」、「後遺症に対する治療(リハビリテーション)」の3つに分かれます。どの治療も多発性硬化症と付き合っていくうえで重要なので、それぞれについて説明します。

多発性硬化症の疑問や悩み

多発性硬化症は再発する病気なので、その分付き合いも長くなります。治療が長引くとどうしても、さまざまな疑問や悩みが生じやすいものです。ここでは多発性硬化症の人が抱きやすい疑問や悩みについて説明します。