むねやけ
胸焼け

胸焼けの基礎知識

概要

胸焼けの原因は、逆流性食道炎胃潰瘍、胃炎などの病気です。診断するためには、消化器内科で内視鏡検査を受ける必要があります。狭心症心筋梗塞の症状と紛らわしいこともあります。高血圧、糖尿病脂質異常症、喫煙歴のある方は狭心症心筋梗塞のリスクが上がりますので、一般内科や循環器内科に行くと原因を調べてもらえます。

原因とメカニズム

胃酸はタンパク質を分解する性質を持っています。胃は胃酸に対する防御機構を持っていますが、ピロリ菌、ストレス、解熱鎮痛薬(ロキソニン®などの解熱鎮痛薬)が原因で防御機構が弱まり、胃の粘膜が傷ついてしまいます。そういったメカニズムで、胃炎や胃潰瘍、あるいは十二指腸潰瘍ができ、胸焼けや胸の痛みがあらわれます。

胃から食道に胃液が逆流するようになった場合も、食道は胃酸に対する防御機構を持たないため粘膜が傷つき、逆流性食道炎として胸焼けがあらわれます。

考えられる病気

逆流性食道炎胃潰瘍十二指腸潰瘍が考えられます。

受診の目安

例えば2週間以上など長期間続いている場合、消化器内科や一般内科の受診が望ましいです。

怖い病気

狭心症・心筋梗塞

胸焼けだと思っていても、実は心臓の病気から痛みの可能性もあります。一般内科や救急科を受診すると、必要に応じて心電図や血液検査、心臓超音波検査などを通じて、狭心症心筋梗塞が隠れていないか調べることができます。

診療科

一般内科・総合診療科

自分では胸焼けだと思っていても、狭心症心筋梗塞など怖い病気が隠れていることもあります。まずは一般内科や総合診療科を受診するのも良いです。

消化器内科

胃カメラ上部消化管内視鏡検査)で、逆流性食道炎胃潰瘍十二指腸潰瘍の診断を行うことができます。

検査

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

逆流性食道炎胃潰瘍十二指腸潰瘍の診断に役に立ちます。

治療

胃酸を抑える薬として、プロトンポンプ阻害薬(タケプロン®など)やH2ブロッカー(ガスター®など)が使われます。

ピロリ菌が原因の胃潰瘍では、抗生剤を使ったピロリ菌の除菌が行われます。

セルフケア

原因や悪化させる習慣を改善することが大切です。例えば、 ・ストレスを減らす ・禁煙する ・NSAIDS(解熱鎮痛薬)を飲んでいるときは中止する ・刺激が強い香辛料は避ける ・脂肪分やタンパク質の摂り過ぎは避ける といった対策を自分でも行うことができます。



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