2016.02.16 | ニュース

呼吸で腰痛が変わる?

28人の腰痛患者で検証
from Medicine and science in sports and exercise
呼吸で腰痛が変わる?の写真
(C) Antonioguillem - Fotolia.com

日本人の10人に1人が腰痛で悩まされ、その3分の1は職場で発生するという報告があります。腰痛は呼吸運動にも影響します。この研究は腰痛がある人が呼吸筋トレーニングをしたときの効果検証しています。

◆呼吸筋トレーニングが腰痛に与える影響

28人の腰痛を持っている人が対象となりました。強い負荷で呼吸筋トレーニングするグループと、弱い負荷で呼吸筋トレーニングを行うグループに分けられました。姿勢の動揺と呼吸筋力、腰痛の程度、身体障害の程度が調べられました。

 

◆腰痛の重症度に改善が見られた

次の結果が得られました。

高負荷呼吸筋トレーニング後、足部筋の振動に対する反応が小さく、腰部筋の振動に対する反応が大きく、腰痛の重症度が減少することが見られた(P<0.05)。これらの変化は低負荷呼吸筋トレーニング後には見られなかった(P>0.05)。

強い負荷の呼吸筋トレーニングにより、8週間後、体の動かし方と腰痛の重症度に改善が見られました

 

職場で腰痛を予防する体操などが取り入れられていますが、呼吸筋を使うトレーニングを取り入れるとさらなる予防策となるかもしれません。

執筆者

PT K.S

参考文献

Inspiratory muscle training affects proprioceptive use and low back pain.

Med Sci Sports Exerc. 2015 Jan.

[PMID: 24870567]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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