2016.01.16 | ニュース
前立腺がん治療は、男性の性生活にどのような影響を与えるか
男性と性交をする男性16人を調査
from The journal of sexual medicine

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前立腺がんが早期発見されると生存率は高くなります。そうなると、術後の性生活の重要性が増します。そこで、男性と性交をする男性の性生活について調査が行われました。
◆男性と性交をする男性16人を調査
16人の男性と性交をする男性に対面またはインターネットのウェブ電話を使用してインタビューを行いました。参加者には、決まった質問のほか、早期前立腺癌の手術後の性生活について自由回答を求めました。
◆手術後男性の懸念
回答から、「勃起、排尿、射精、オルガズムの障害」、「相手との性的関係性の困難性」、「男性と性交をする男性の前立腺がん治療後に特化した
手術後の
前立腺がんの治療には、性に関する生活の質の問題が伴います。性交に関わる機能が低下することで、生活の質が低くならないよう、患者ごとのニーズにこたえるサポートが必要かもしれません。
執筆者
参考文献
Impact of Prostate Cancer Treatment on the Sexual Quality of Life for Men-Who-Have-Sex-with-Men.
J Sex Med. 2015 Dec.
[PMID: 26537853]※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。