肺がんの疲労や睡眠の質、指圧で改善する
肺がんがあるとき、化学療法などの影響も含め、日常生活の疲れが現れやすいと言われています。今回の研究では、疲労に対する有効な治療法として、指圧の効果が検証されました。
◆指圧を行う群と偽指圧を行う群にランダムに振り分け
指圧は、親指の付け根、すね、足首に毎朝1回、5ヶ月間行いました。
化学療法の前と治療中に効果を測定しました。
◆指圧を行うと、疲労や睡眠の質が改善する
以下の結果が得られました。
ベースラインのアウトカム値、年齢、指圧の遵守率で調整すると、エッセンシャルオイルで指圧を受けた対象と指圧のみを受けた対象は、偽指圧を受けた対象よりも、第3クールの初日の時点で、
有意 に日常生活の疲労感はより減少し、睡眠の質はより改善した。
指圧を受けると、化学療法開始後、指圧を受けていない場合と比べて、日常生活の疲労や睡眠の質が改善するという結果でした。
筆者らは、「エッセンシャルオイルの有無に関わらず、指圧は化学療法を行っている肺がん患者の
がん患者の生活の質(
執筆者
Effects of acupressure on fatigue of lung cancer patients undergoing chemotherapy: an experimental pilot study.
Complement Ther Med. 2014 Aug
[PMID: 25146059]※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。