2015.05.21 | コラム

「食間」っていつ飲めばいいの?

薬の飲むタイミングとその意味〔その⑥〕
「食間」っていつ飲めばいいの?の写真
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薬の服用方法における「食間」とは食事と食事の間の中間時間に服用することです。もう少し厳密にいうと、食事の2時間後での服用や食事の2時間前での服用となります。この服用方法で指示される場合は、空腹時の服用が効果的な薬であることや、食事との時間が近いと逆に効果が出過ぎてしまう薬であること等が考えられます。また、「食間服用」は時々「食事中の服用」と勘違いされることもあり、注意が必要です。

◆ 食間(例:「毎食間」「毎食2時間後」「朝食2時間後」)とは?

薬の服用方法における「食間」とは一般的に 食事と食事の間の中間時間に服用 を意味します。「食間」と聞くと「食事の最中の服用」と誤解を招くことがありますがこれは間違いで、正しくは 食事の2時間くらい後や、2時間くらい前の服用 が目安となります。 空腹時に服用した方がより良い効果が得られる薬であったり、食事との時間が近いと逆に効果が出過ぎてしまう薬にこの指示が用いられます。

 

◆「食間」以外の服用でも良い薬と「食間」でないとダメな薬

漢方薬などは「食前」や「食後」の指示でも処方されますが、空腹時服用が効果的なものが多いこともあり、「食間」の指示で出されることもあります。注意したいのは、「食間」でないと不利益を生じる可能性がある薬です。食事と近い時間に飲むと効きすぎてしまう抗がん剤や、「食間」でないと充分に効果が出ない肝炎治療薬、また他の薬と一緒に飲むとそれら他の薬の効果を弱くしてしまう薬(例:慢性腎不全の治療で用いる炭素製剤)などは「食間」の指示で処方されます。

「食間」の指示が出ている薬を飲む際には、"必ず「食間」で飲まなくてはいけない薬かどうか?”や"食事との時間をどれくらい空ければよいか?”等を事前に医師や薬剤師に確認しておくとよいでしょう。

執筆者

中澤 巧

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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