2015.05.15 | コラム

薬の服用方法、どう違う?

薬の飲むタイミングとその意味〔その①〕
薬の服用方法、どう違う?の写真
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薬の服用方法は様々です。「食後」「食前」など、薬の種類によってであったり、飲む人の病状や生活環境によっても異なってきます。大切なのは自分に出されている薬がどの様なもので、どの様な目的で出されているかを理解し、その薬が効果を発揮するのに最善な服用方法で飲むということです。

◆服用方法は色々ある

皆さんは薬を飲む時にそのタイミングの違いに疑問を持ったことはありませんか?

通常飲み薬は「食後」で処方されることが多いのですが、薬の種類などによっては「食前」であったり、「起床時」であったりと様々な指示があります。

例えば、同じ食事の後でも、「食後」と「食直後」あるいは「食事後2時間」といったように、服用時間が異なってくる場合が存在します。

当然かもしれませんが、指示された服用方法を守るのが大前提であり、基本的には服用方法が異なる薬を同時に飲んではいけません。

但し、「食後」と「食直後」で指示されている薬のように、指示が異なる場合でも同時に服用してもさほど問題ないことが多い場合もありますし、逆に『「食後」と「食後2時間」』や『「食前」と「食直前」』のように一緒に考えてしまうと不利益が生じる可能性がある場合もあります。(いずれにも例外は存在します。)

◆適する服用方法とは?

薬の中には飲むタイミングを誤ると体に不利益を及ぼす可能性があるものもあります。例として、「食直前」で指示される糖尿病治療薬では食事前でもあまり早くに飲んでしまうと、低血糖の症状が現れる場合もあり注意が必要です。「食後2時間」の指示がある薬を食後すぐに飲んでしまうと薬の効果が減ってしまったり、逆に増えてしまったりする場合もあります。 もちろん、薬によっても様々であり飲む方の病状や生活状況などでも変わってきます。詳しくは個々の服用方法を個別にご紹介する際に説明しますが、大事なのは処方された薬にどんな特徴があり、どんな目的があって出されているかを理解した上で薬が効果を発揮するのに「適切な方法で服用する」ということなのです。

 

このシリーズの続きはこちら。

↓ 薬の飲むタイミングとその意味〔その②〕(「食後」服用について )

http://medley.life/news/item/5551d8ce615c9cfe000f5129

 

 

 

執筆者

中澤 巧

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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