処方薬
ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の基本情報

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の概要

商品名 ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」
一般名 ホスホマイシンナトリウム静注用
薬価・規格 863.0円 (2g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 日医工
ブランド ホスホマイシンカルシウムカプセル250mg「日医工」 他
YJコード 6135400F3224
レセプト電算コード 621766401
添付文書PDFファイル

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ホスホマイシン系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の用途

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、貧血、顆粒球減少、白血球減少、好酸球増多

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、胸内苦悶、呼吸困難、血圧低下、チアノーゼ、蕁麻疹、不快感、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、肝機能障害、黄疸、痙攣

上記以外の副作用

腎機能異常、浮腫、BUN上昇、蛋白尿、電解質異常、口内炎、嘔気、嘔吐、食欲不振、発疹、紅斑、皮膚そう痒感、咳嗽、喘息発作、しびれ感、眩暈、血管痛、静脈炎、頭痛、口渇、発赤、発熱、倦怠感、胸部不快感、胸部圧迫感、心悸亢進

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の用法・用量

  • 1.点滴静脈内注射:ホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2回に分け、補液100~500mLに溶解して、1~2時間かけて静脈内に点滴注射する
  • 2.静脈内注射:ホスホマイシンとして1日2~4g(力価)、また小児には1日100~200mg(力価)/kgを2~4回に分け、5分以上かけてゆっくり静脈内に注射する
  • 溶解には静脈内注射の場合、日局注射用水又は日局ブドウ糖注射液を用い、本剤1~2g(力価)を20mLに溶解する
    • なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」に関係する解説

ホスホマイシン系抗菌薬(内服薬・注射剤)

  • ホスホマイシンナトリウム静注用2g「日医工」は、ホスホマイシン系抗菌薬(内服薬・注射剤)に分類される。
  • ホスホマイシン系抗菌薬(内服薬・注射剤)とは、細菌の細胞壁を構成するペプチドグリカンという物質の生合成を初期段階で阻害することで抗菌作用をあらわす抗菌薬。

ホスホマイシン系抗菌薬(内服薬・注射剤)の代表的な商品名

  • ホスミシン
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