処方薬
ペリアクチン錠4mg

ペリアクチン錠4mgの基本情報

ペリアクチン錠4mgの概要

商品名 ペリアクチン錠4mg
一般名 シプロヘプタジン塩酸塩水和物錠
薬価・規格 5.8円 (4mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日医工
ブランド ペリアクチン散1% 他
YJコード 4419005F1047
レセプト電算コード 620002542
識別コード @050
添付文書PDFファイル

ペリアクチン錠4mgの主な効果と作用

  • かゆみをおさえるお薬です。
  • くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を改善するお薬です。
  • アレルギー症状を引き起こす物質(ヒスタミンなど)の働きをおさえます。

ペリアクチン錠4mgの用途

ペリアクチン錠4mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眠気、めまい、もうろう感、倦怠感、頭痛、不眠、しびれ感、口渇、悪心、食欲不振、下痢

起こる可能性のある重大な副作用

錯乱、幻覚、痙攣、無顆粒球症

上記以外の副作用

腹痛、頻尿、過敏症、発疹、注意力低下、いらいら感、興奮、運動失調、意識レベル低下、白血球減少、血小板減少、紫斑、食欲亢進、粘膜乾燥、浮腫、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、鼻出血

ペリアクチン錠4mgの用法・用量

  • シプロヘプタジン塩酸塩として、通常成人1回4mgを1日1~3回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ペリアクチン錠4mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 気管支喘息の急性発作時
    • 狭窄性胃潰瘍
    • 前立腺肥大
    • 閉塞隅角緑内障
    • 幽門十二指腸閉塞
    • 開放隅角緑内障
    • 眼内圧亢進
    • 高血圧症
    • 甲状腺機能亢進症
    • 心血管障害
    • 気管支喘息<急性発作時を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ペリアクチン錠4mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エタノール摂取 相互に作用を増強
中枢抑制剤 相互に作用を増強
催眠・鎮静剤 相互に作用を増強
トランキライザー 相互に作用を増強
抗不安薬 相互に作用を増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 抗コリン作用が持続・増強
セレギリン塩酸塩 抗コリン作用が持続・増強
ラサギリンメシル酸塩 抗コリン作用が持続・増強
サフィナミドメシル酸塩 抗コリン作用が持続・増強
抗コリン作用を有する薬剤 抗コリン作用が増強
硫酸アトロピン 抗コリン作用が増強
ブチルスコポラミン臭化物 抗コリン作用が増強
臭化ブトロピウム 抗コリン作用が増強
セロトニン系を介して効果を発揮する抗うつ薬 作用を減弱
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 作用を減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ペリアクチン錠4mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 5.8円 (4mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
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ペリアクチン錠4mgに関係する解説

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)

  • ペリアクチン錠4mgは、抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)に分類される。
  • 抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)とは、抗ヒスタミン作用(体内物質ヒスタミンの働きを抑える作用)によりアレルギー反応を抑えることで蕁麻疹、花粉症、喘息などによる、皮膚の腫れや痒み、鼻炎(くしゃみや鼻みずなど)、咳などの症状を改善する薬。

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)の代表的な商品名

  • アレジオン
  • アレグラ
  • アレロック
  • レスタミン
  • ポララミン
  • クラリチン
  • ザイザル
  • デザレックス
  • ビラノア
  • ルパフィン
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