ニポラジン小児用シロップ0.03%の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
眠気、下痢、浮腫、ふらふら感、頭痛、めまい、興奮、胃部不快感、便秘、腹痛、胸部苦悶感
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、咽頭浮腫、蕁麻疹、嘔気、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、劇症肝炎、血小板減少
上記以外の副作用
排尿困難、視調節障害、顔面潮紅、咽頭痛、月経異常、口内しびれ感、過敏症、発疹、光線過敏症、好中球減少、倦怠感、嘔吐、口渇、食欲不振、胃痛、心悸亢進、味覚異常
ニポラジン小児用シロップ0.03%の用法・用量
- 〈気管支喘息〉通常小児1回メキタジンとして0.12mg/kgを1日2回経口投与する
- 〈アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)〉通常小児1回メキタジンとして0.06mg/kgを1日2回経口投与する
- 年齢別の標準投与量は、通常、次記の用量を1回量とする
- 1). 気管支喘息①. 1歳以上2歳未満(標準体重8kg以上12kg未満):4mL(メキタジンとして1.2mg)
- ②. 2歳以上4歳未満(標準体重12kg以上17kg未満):6mL(メキタジンとして1.8mg)
- ③. 4歳以上7歳未満(標準体重17kg以上25kg未満):8mL(メキタジンとして2.4mg)
- ④. 7歳以上11歳未満(標準体重25kg以上40kg未満):12mL(メキタジンとして3.6mg)
- ⑤. 11歳以上16歳未満(標準体重40kg以上):20mL(メキタジンとして6.0mg)
- 2). アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒①. 1歳以上2歳未満(標準体重8kg以上12kg未満):2mL(メキタジンとして0.6mg)
- ②. 2歳以上4歳未満(標準体重12kg以上17kg未満):3mL(メキタジンとして0.9mg)
- ③. 4歳以上7歳未満(標準体重17kg以上25kg未満):4mL(メキタジンとして1.2mg)
- ④. 7歳以上11歳未満(標準体重25kg以上40kg未満):6mL(メキタジンとして1.8mg)
- ⑤. 11歳以上16歳未満(標準体重40kg以上):10mL(メキタジンとして3.0mg)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ニポラジン小児用シロップ0.03%の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
中枢抑制剤 |
眠気 |
バルビツール酸誘導体 |
眠気 |
麻酔剤 |
眠気 |
麻薬系鎮痛剤 |
眠気 |
催眠・鎮静剤 |
眠気 |
トランキライザー |
眠気 |
フェノバルビタール |
眠気 |
エタノール摂取 |
眠気 |
抗コリン作用を有する薬剤 |
口渇、排尿困難 |
三環系抗うつ剤 |
口渇、排尿困難 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 |
口渇、排尿困難 |
イミプラミン塩酸塩 |
口渇、排尿困難 |
ブチルスコポラミン臭化物 |
口渇、排尿困難 |
メトキサレン |
光線過敏症 |