処方薬
ヒスタブロック配合錠
後発

ヒスタブロック配合錠の基本情報

ヒスタブロック配合錠の概要

商品名 ヒスタブロック配合錠
一般名 ベタメタゾン・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩錠
薬価・規格 5.7円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 共和薬品
YJコード 2459100F1170
レセプト電算コード 620531101
識別コード KW513
添付文書PDFファイル

ヒスタブロック配合錠の主な効果と作用

  • 炎症アレルギーをおさえる働きがあります。
  • 鼻水、くしゃみなどの鼻炎症状や、湿疹などのかゆみをおさえるお薬です。

ヒスタブロック配合錠の用途

ヒスタブロック配合錠の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不眠、眠気、頭重感、腹痛、悪心、嘔吐、食欲亢進、下痢、血圧上昇、倦怠感、体重増加

起こる可能性のある重大な副作用

誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、急性副腎不全、消化性潰瘍、胃潰瘍、精神変調、骨粗鬆症、ミオパシー、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、膵炎、うつ状態、痙攣、錯乱、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、緑内障、後嚢白内障、発育抑制、血栓症、再生不良性貧血、無顆粒球症

上記以外の副作用

糖尿、過敏症、発疹、光線過敏症、鎮静、神経過敏、焦燥感、多幸症、複視、頭痛、めまい、耳鳴、前庭障害、情緒不安、振戦、感覚異常、ヒステリー、神経炎、協調異常、口渇、胸やけ、腹部膨満感、食欲不振、便秘、頻尿、排尿困難、尿閉、ステロイド腎症、低血圧、心悸亢進、頻脈、期外収縮、鼻乾燥、気道乾燥、気管分泌液の粘性化、喘鳴、鼻閉、溶血性貧血、白血球増多、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、月経異常、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、浮腫、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、多毛、脱毛、ざ瘡、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒感、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、脂肪織炎、発熱、疲労感、精子数増減、精子運動性増減、胸痛、血小板減少

ヒスタブロック配合錠の用法・用量

  • 通常、成人には1回1~2錠を1日1~4回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • ただし、本剤を漫然と使用するべきではない
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤は副腎皮質ホルモンをプレドニゾロン換算で、1錠中2.5mg相当量を含有するので、症状改善後は漫然として使用することのないよう注意すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ヒスタブロック配合錠の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 前立腺肥大
    • 閉塞隅角緑内障
    • デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>
    • 開放隅角緑内障
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • B型肝炎
    • 褐色細胞腫
    • 肝硬変
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性
    • 感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身の真菌症を除く>
    • パラガングリオーマ

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ヒスタブロック配合錠の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> 低ナトリウム血症
中枢抑制剤 相互に作用を増強
エタノール摂取 相互に作用を増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用を増強
抗コリン作用を有する薬剤 相互に作用を増強
ドロキシドパ 血圧の異常上昇
ノルエピネフリン 血圧の異常上昇
バルビツール酸誘導体 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
フェノバルビタール 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
フェニトイン 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
リファンピシン類 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
エフェドリン含有製剤 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
アスピリンダイアルミネート 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
サザピリン 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
糖尿病用薬 作用を減弱
ビグアナイド系製剤 作用を減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用を減弱
速効型食後血糖降下剤 作用を減弱
α-グルコシダーゼ阻害剤 作用を減弱
チアゾリジン系薬剤 作用を減弱
DPP-4阻害剤 作用を減弱
GLP-1アナログ 作用を減弱
SGLT2阻害剤 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
トリクロルメチアジド 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
アセタゾラミド 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
フロセミド 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
ソマトロピン 当該薬剤の効果が減弱
シクロスポリン 血中濃度が上昇
非脱分極性筋弛緩剤 筋弛緩作用が減弱又は増強
パンクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
ベクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
塩酸リトドリン ベタメタゾンの注射剤との併用により肺水腫
エリスロマイシン ベタメタゾンの作用が増強
ワクチン 神経障害、抗体反応の欠如
種痘 神経障害、抗体反応の欠如

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ヒスタブロック配合錠と主成分が同じ薬

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ヒスタブロック配合錠に関係する解説

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)

  • ヒスタブロック配合錠は、抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)に分類される。
  • 抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)とは、抗ヒスタミン作用(体内物質ヒスタミンの働きを抑える作用)によりアレルギー反応を抑えることで蕁麻疹、花粉症、喘息などによる、皮膚の腫れや痒み、鼻炎(くしゃみや鼻みずなど)、咳などの症状を改善する薬。

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)の代表的な商品名

  • アレジオン
  • アレグラ
  • アレロック
  • レスタミン
  • ポララミン
  • クラリチン
  • ザイザル
  • デザレックス
  • ビラノア
  • ルパフィン
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