処方薬
アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」
後発

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の基本情報

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の概要

商品名 アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」
一般名 アマンタジン塩酸塩50mg錠
薬価・規格 5.9円 (50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 鶴原製薬
YJコード 1161001F1174
レセプト電算コード 620117112
添付文書PDFファイル

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の主な効果と作用

  • 手のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるなどの症状を改善するお薬です。
  • 脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)の量を増やしたり、働きを調整します。
  • 脳梗塞後のゆううつな気分、意欲や自発性が低下した状態を改善するお薬です。
  • A型インフルエンザウイルスのヒト細胞内への侵入を防ぎ、ウイルスの増殖をおさえる働きがあります。
  • A型インフルエンザを治療するお薬です。

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の用途

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不随意運動、睡眠障害、眠気、不安、気分高揚、激越、失調、興奮、めまい、頭痛、頭重

起こる可能性のある重大な副作用

精神症状、幻覚、妄想、せん妄、意識障害、CK上昇、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、視力低下、びまん性表在性角膜炎、角膜浮腫様症状、心不全、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、腎障害、昏睡、ミオクロヌス、異常行動、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、悪性症候群、Syndrome malin、高熱、高度筋硬直、ショック症状、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、錯乱、痙攣

上記以外の副作用

神経過敏、集中力障害、振戦、ジスキネジー、視調節障害、霧視、便秘、下痢、食欲不振、悪心、嘔吐、口渇、立ちくらみ、起立性低血圧、血圧低下、発疹、ALP上昇、けん怠感、発汗、網状皮斑、過敏症、多形滲出性紅斑、低体温、尿失禁、欲動亢進、言語障害、歩行障害悪化、抑うつ、失見当識、躁状態、悪夢、腹痛、排尿障害、動悸、光線過敏症、BUN上昇、クレアチニン上昇、下肢浮腫、胸痛、白血球減少

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の用法・用量

  • 〈パーキンソン症候群〉通常、成人にはアマンタジン塩酸塩として初期量1日100mgを1~2回に分割経口投与し、1週間後に維持量として1日200mgを2回に分割経口投与する
    • なお、症状、年齢に応じて適宜増減できるが、1日300mg 3回分割経口投与までとする
  • 〈脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下の改善〉通常、成人にはアマンタジン塩酸塩として1日100~150mgを2~3回に分割経口投与する
    • なお、症状、年齢に応じて適宜増減する
  • 〈A型インフルエンザウイルス感染症〉通常、成人にはアマンタジン塩酸塩として1日100mgを1~2回に分割経口投与する
    • なお、症状、年齢に応じて適宜増減する
  • ただし、高齢者及び腎障害のある患者では投与量の上限を1日100mgとすること
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤は大部分が未変化体として尿中に排泄されるため、腎機能低下している患者では、血漿中濃度が高くなることから、意識障害、精神症状、痙攣、ミオクロヌス等の副作用が発現することがあるので、腎機能の程度に応じて投与間隔を延長するなど、慎重に投与すること〔9.2.2、16.4、16.5.1参照〕[<参考>クレアチニンクリアランスと投与間隔の目安;クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73㎡)>75:投与間隔12時間(100mg/回)、クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73㎡)35~75:投与間隔1日(100mg/回)、クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73㎡)25~35:投与間隔2日(100mg/回)、クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73㎡)15~25:投与間隔3日(100mg/回)(前記は外国人における試験に基づく目安であり、本剤の国内で承認されている用法及び用量とは異なる)]
  • 7.2. 〈脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下の改善〉投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること
  • 7.3. 〈A型インフルエンザウイルス感染症〉発症後に用いる場合:発症後は可能な限り速やかに投与を開始すること(発症後48時間以降に開始しても十分な効果が得られないとされている)、また、耐性ウイルスの発現を防ぐため、必要最小限の期間(最長でも1週間)の投与にとどめること〔15.1.2参照〕
  • 7.4. 〈A型インフルエンザウイルス感染症〉ワクチンの入手が困難な場合又はワクチン接種が禁忌の場合:地域又は施設において流行の徴候があらわれたと判断された後、速やかに投与を開始し、流行の終息後は速やかに投与を中止すること
  • 7.5. 〈A型インフルエンザウイルス感染症〉ワクチン接種後抗体を獲得するまでの期間に投与する場合:抗体獲得までの期間は通常10日以上とされるが、抗体獲得後は速やかに投与を中止すること〔15.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 透析を必要とするような重篤な腎障害
    • 精神障害
    • 中枢神経系に作用する薬剤投与中
    • 腎機能低下
    • 肝機能障害
    • 精神疾患
    • 心血管疾患
    • 低血圧
    • てんかん
    • 閉塞隅角緑内障
    • 末梢性浮腫
    • 腎機能障害<透析を必要とするような重篤な腎障害を除く>
    • 痙攣素因
    • うっ血性心疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗パーキンソン剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
レボドパ 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
トリヘキシフェニジル 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
ビペリデン 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
プラミペキソール 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強、ジスキネジー・幻覚等の副作用が増強
タリペキソール 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
ドロキシドパ 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
中枢興奮剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
メタンフェタミン 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
エタノール摂取 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
カフェイン 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
食欲抑制剤 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
マジンドール 幻覚・睡眠障害等の副作用が増強
チアジド系薬剤 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
ヒドロクロロチアジド 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
トリクロルメチアジド 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
インダパミド 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
カリウム保持性利尿剤 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
トリアムテレン 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
スピロノラクトン 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
エプレレノン 本剤の作用が増強、錯乱、幻覚、失調、ミオクロヌス
NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤 相互に作用を増強
メマンチン 相互に作用を増強
デキストロメトルファン 相互に作用を増強
ケタミン 相互に作用を増強

飲食物との組み合わせ注意

  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>
  • アルコールを含むもの

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アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」に関係する解説

ドパミン放出促進薬(アマンタジン)

  • アマンタジン塩酸塩錠50mg「ツルハラ」は、ドパミン放出促進薬(アマンタジン)に分類される。
  • ドパミン放出促進薬(アマンタジン)とは、脳内でのドパミンによる神経伝達を増強しパーキンソン病における手足の震えや筋肉のこわばりなどを改善したり、ドパミン以外にもノルアドレナリンやセロトニンといった神経伝達物質の神経系へ作用することで脳梗塞後遺症などに伴う意欲の低下や認知症における陰性症状などを改善する薬。

ドパミン放出促進薬(アマンタジン)の代表的な商品名

  • シンメトレル
ドパミン放出促進薬(アマンタジン)についての詳しい解説を見る