処方薬
メロキシカム錠10mg「クニヒロ」
後発

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の基本情報

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の概要

商品名 メロキシカム錠10mg「クニヒロ」
一般名 メロキシカム10mg錠
薬価・規格 11.8円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 皇漢堂製薬
ブランド メロキシカム錠5mg「クニヒロ」 他
YJコード 1149035F2221
レセプト電算コード 621837803
識別コード KSK113
添付文書PDFファイル

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の主な効果と作用

  • 痛みや炎症の原因となる物質(プロスタグランジン)が作られるのをおさえる働きがあります。
  • 炎症による痛みやはれをやわらげるお薬です。

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の用途

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、浮腫、肝機能障害、貧血、血圧上昇、口内炎、口内乾燥、口角炎、食道炎、嘔吐、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

消化性潰瘍、穿孔、下血、胃腸出血、血小板減少、重篤な肝機能障害、吐血、急性腎障害、無顆粒球症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、水疱、多形紅斑、ショック、肝炎、再生不良性貧血、骨髄機能抑制、ネフローゼ症候群、大腸炎、喘息、アナフィラキシー、血管浮腫

上記以外の副作用

嘔気、食欲不振、胃潰瘍、消化不良、鼓腸放屁、下痢、便潜血、おくび、頭痛、味覚障害、過敏症、発疹、皮膚そう痒、蕁麻疹、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、ウロビリノーゲン上昇、総ビリルビン値上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿酸値上昇、総蛋白低下、アルブミン低下、尿蛋白、尿糖、白血球増加、赤血球減少、白血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、リンパ球減少、好中球増加、好酸球増加、好塩基球増加、単球増加、倦怠感、気分不快、尿沈渣増加、尿潜血、血清鉄減少、カリウム上昇、胃炎、錯乱、失見当識、抑うつ、結膜炎、視覚障害、霧視、排尿障害、尿閉、低血圧、動悸、腹部膨満感、便秘、知覚異常、眠気、眩暈、接触性皮膚炎、光線過敏性反応、眼異物感、眼球強膜充血、耳鳴、尿量減少、咳嗽、腋窩の痛み、乳房の痛み、悪寒、潮紅、ほてり、発熱、下肢脱力

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の用法・用量

  • 通常、成人にはメロキシカムとして10mgを1日1回食後に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は15mgとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 国内において1日15mgを超える用量での安全性は確立していない(使用経験が少ない)
  • 7.2. 他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
  • 7.3. 高齢者では、少量(1回5mg1日1回)から投与を開始するなど慎重に投与すること〔9.8高齢者の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アスピリン喘息
    • 過敏症
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な高血圧症
    • 重篤な腎機能障害
    • 重篤な心機能不全
    • 消化性潰瘍
    • 重篤な血液異常
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作
    • 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍
    • 炎症性腸疾患
    • 潰瘍性大腸炎
    • クローン病
    • 出血傾向
    • 循環体液量が減少している状態
    • 消化管障害発生のリスクファクターの高い
    • 体液喪失を伴う大手術直後
    • 血液異常<重篤な血液異常を除く>
    • 肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>
    • 高血圧症<重篤な高血圧症を除く>
    • 腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>
    • 気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>
    • 心機能障害<重篤な心機能不全を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ACE阻害剤 糸球体濾過量がより減少、腎機能障害のある患者では急性腎障害、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で降圧薬の効果を減弱
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 糸球体濾過量がより減少、腎機能障害のある患者では急性腎障害
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 出血傾向が増強
血液凝固阻止剤 出血傾向が増強
抗トロンビン剤 出血傾向が増強
ダビガトランエテキシラート 出血傾向が増強
ヘパリン製剤 出血傾向が増強
クマリン系抗凝血剤 出血傾向が増強
ワルファリン 出血傾向が増強
抗血小板剤 出血傾向が増強
チクロピジン 出血傾向が増強
血栓溶解剤 出血傾向が増強
プロスタグランジン合成阻害剤 消化性潰瘍および胃腸出血のリスクを高める
糖質副腎皮質ホルモン剤 消化性潰瘍および胃腸出血のリスクを高める
サリチル酸製剤 消化性潰瘍および胃腸出血のリスクを高める
アスピリン 消化性潰瘍および胃腸出血のリスクを高める
非ステロイド系抗炎症剤 消化性潰瘍および胃腸出血のリスクを高める
コレスチラミン<経口> 本剤の作用が減弱
キニジン 本剤の作用が減弱
経口血糖降下剤 本剤の作用が増強
リチウム製剤 血中リチウム濃度が上昇、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤でリチウム中毒
メトトレキサート製剤 血液障害を悪化
利尿剤 非ステロイド性消炎鎮痛剤で急性腎障害、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で降圧薬の効果を減弱
血圧降下剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で降圧薬の効果を減弱
β-遮断剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で降圧薬の効果を減弱
血管拡張剤 他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で降圧薬の効果を減弱
シクロスポリン 腎毒性が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強

メロキシカム錠10mg「クニヒロ」と主成分が同じ薬

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メロキシカム錠10mg「クニヒロ」に関係する解説

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)

  • メロキシカム錠10mg「クニヒロ」は、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)に分類される。
  • 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)とは、体内で炎症などを引きおこす体内物質プロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑え、熱を下げる薬。

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)の代表的な商品名

  • ロキソニン
  • アスピリン
  • セレコックス
  • ボルタレン
  • ナイキサン
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