ロキソニン細粒10%の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
浮腫、発疹、そう痒感、胃部不快感、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ、口内炎、口渇、眠気
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、血圧低下、蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難、無顆粒球症、白血球減少、溶血性貧血、再生不良性貧血、血小板減少、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎障害、ネフローゼ症候群、間質性腎炎、高カリウム血症、うっ血性心不全、間質性肺炎、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、消化管出血、重篤な消化性潰瘍、吐血、下血、血便、消化管穿孔、心窩部痛、腹痛、小腸潰瘍、大腸潰瘍、小腸狭窄、小腸閉塞、大腸狭窄、大腸閉塞、悪心、嘔吐、腹部膨満、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、喘息発作、急性呼吸障害、無菌性髄膜炎、頭痛、項部硬直、意識混濁、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇
上記以外の副作用
蛋白尿、顔面熱感、貧血、消化性潰瘍、過敏症、消化不良、血尿、排尿困難、尿量減少、胸痛、倦怠感、発汗、動悸、血圧上昇、めまい、しびれ、ALP上昇
ロキソニン細粒10%の用法・用量
- 1). 次記疾患並びに症状の消炎・鎮痛(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、歯痛)、手術後、外傷後並びに抜歯後の鎮痛・消炎:通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mg、1日3回経口投与する
- 頓用の場合は、1回60~120mgを経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい
- 2). 次記疾患の解熱・鎮痛(急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)):通常、成人にロキソプロフェンナトリウム(無水物として)1回60mgを頓用する
- ただし、原則として1日2回までとし、1日最大180mgを限度とする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
クマリン系抗凝血剤 |
抗凝血作用を増強 |
ワルファリン |
抗凝血作用を増強 |
10a阻害剤 |
出血の危険性を増大 |
エドキサバントシル酸塩水和物 |
出血の危険性を増大 |
スルホニルウレア系薬剤 |
血糖降下作用を増強 |
クロルプロパミド |
血糖降下作用を増強 |
ニューキノロン系抗菌剤 |
痙攣誘発作用を増強 |
レボフロキサシン |
痙攣誘発作用を増強 |
メトトレキサート製剤 |
血中メトトレキサート濃度を上昇させ作用を増強 |
リチウム製剤 |
血中リチウム濃度を上昇させリチウム中毒 |
炭酸リチウム |
血中リチウム濃度を上昇させリチウム中毒 |
チアジド系薬剤 |
利尿・降圧作用を減弱 |
ヒドロクロロチアジド |
利尿・降圧作用を減弱 |
血圧降下剤 |
降圧作用を減弱、腎機能を悪化 |
ACE阻害剤 |
降圧作用を減弱、腎機能を悪化 |
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 |
降圧作用を減弱、腎機能を悪化 |