龍角散せき止め錠

龍角散せき止め錠の基本情報

龍角散せき止め錠の概要

商品名 龍角散せき止め錠
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 小林薬品工業
販売会社名 龍角散

龍角散せき止め錠の特徴

鎮咳去痰薬
こどもでも大人でも、せきが止まらない時は本当につらいものです。
つらいせきが続くと、睡眠もさまたげられ体力も消耗しますので、できる限り早く止めることが大切です。龍角散せき止め錠は、たんの排出を容易にするブロムヘキシン塩酸塩(去痰剤)、アレルギー性のせきに効果のあるクレマスチンフマル酸塩(抗ヒスタミン剤)、せき中枢を抑制してせきを鎮めるジヒドロコデインリン酸塩(鎮咳剤)などを配合して、すみやかにせきやたんを改善するお薬です。さらにクレマスチンフマル酸塩には、従来の抗ヒスタミン剤と比較してねむけや口のかわきなどの副作用が少ないという特徴があります。

龍角散せき止め錠の効果・効能

せき、たん。

龍角散せき止め錠の構成成分

9錠(大人の1日量)中 ブロムヘキシン塩酸塩12mg、クレマスチンフマル酸塩1.34mg、ジヒドロコデインリン酸塩30mg、dl-メチルエフェドリン塩酸塩75mg、ノスカピン60mg、無水カフェイン90mg、カンゾウ乾燥エキス105mg(原生薬換算量:819mg)、キキョウ乾燥エキス末120mg(原生薬換算量:600mg)、セネガ乾燥エキス36mg(原生薬換算量:600mg)

龍角散せき止め錠の用法・用量

次の量を食後に服用してください。
大人(15歳以上):1回3錠。
12歳以上15歳未満:1回2錠。
1日3回服用。
12歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

龍角散せき止め錠の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。高熱、排尿困難
(6)次の診断を受けた人。心臓病、高血圧、糖尿病緑内障甲状腺機能障害、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群肥満症
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系・・・めまい、興奮、けいれん
泌尿器・・・排尿困難
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
ショックアナフィラキシー)・・・服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
呼吸抑制・・・息切れ、息苦しさ等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
便秘、口のかわき、眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

龍角散せき止め錠の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。