非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬) - 解説(効能効果・副作用・薬理作用など) | MEDLEY(メドレー)
非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)
シクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素を阻害し、炎症などを引き起こす体内物質プロスタグランジン(PG)の生成を抑え炎症や痛みなどを抑えることで、主に結膜炎や眼手術時などに使われる薬
同義語:
NSAIDs エヌセイズ 非ステロイド性消炎鎮痛薬

非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)の解説

非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)の効果と作用機序

  • 体内物質プロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みを抑えて結膜炎など改善したりや眼手術時などに使用する薬
    • 体内で炎症や痛みなどを引き起こす物質にプロスタグランジン(PG)がある
    • PGはシクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素などにより生成される
    • 本剤はCOXを阻害しPG生成を抑えることで、抗炎症作用をあらわす
  • 症状や手術の前後(術後経過)などによって、1日の使用回数が異なってくる場合があるので医師の指示の下で適切に使用する

非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)の薬理作用

体内で炎症や痛みなどを引き起こす物質にプロスタグランジン(PG)がある。体内でPGはシクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素の作用などで生成される。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs〔エヌセイズ〕: Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)はCOXを阻害することでPGの生成を抑え、炎症や痛みなどを抑える作用をあらわす。

本剤はNSAIDsを主成分とする点眼用製剤であり、眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの炎症性眼疾患や白内障などの眼手術における炎症症状に対して使用される。なお、薬剤の種類や治療内容などによって1日の使用回数(点眼回数)が異なってくる場合があり、医師の指示の下、適切に使用することが重要となる。

非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)の主な副作用や注意点

  • 眼など局所への副作用
    • 痒み、刺激感などの症状があらわれる場合がある

非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)の一般的な商品とその特徴

ジクロード

  • ジクロフェナクナトリウム点眼薬
  • 主に白内障手術における炎症症状に対して使用する
  • 本剤は光を避けて10℃以下の冷所で保管する

ニフラン

  • プラノプロフェン点眼薬
  • 本剤の成分は市販の点眼薬(商品例:マイティアアイテクト など)にも使用されている

ブロナック

  • ブロムフェナクナトリウム点眼薬
  • 通常、1日2回点眼する(同系統の点眼薬と比べて、1日の点眼回数が少なくて済む場合もある)

ネバナック

  • ネパフェナク点眼薬
  • 主に内眼部手術における炎症症状に対して使用する
  • 薬液が懸濁しているため、使用前によく振り混ぜてから点眼する