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胸膜炎

胸膜炎の基礎知識

胸膜炎とは?

  • 胸膜(肺を覆っている膜)が炎症を起こした状態
  • 原因により分類される

症状

  • 主な症状
    • 胸の痛み(特に大きく息を吸ったときに悪化する)
    • 呼吸困難(胸水が肺の周りに溜まるため)
    • 発熱

検査・診断

  • 画像検査:胸水があるかどうかや、肺炎があるかどうかを調べる
    • 胸部レントゲンX線写真)検査
    • 胸部CT検査
    • 超音波検査
  • 細菌検査
    • 胸水に細菌結核菌が含まれているかを調べる
  • 細胞診
    • 胸水にがん細胞や結核菌が含まれていないかなどを調べる
  • 原因がどうしてもわからない場合は、胸腔鏡を使って胸の内部を直接観察して調べる

治療

  • 2つの治療を並行して行う
    • 胸水が溜まらないようにする治療
    • 原因となっている病気の治療
  • 溜まった胸水が多ければドレナージ(胸水を身体の外に出す)を行う
    • 胸腔ドレーンという鉛筆~ボールペンくらいの太さのチューブを胸の表面から入れて溜まった胸水を身体の外に出す処置
  • 原因に対する治療は、各疾患情報を参照
  • 感染性の胸水が長期間に渡って存在すると膿胸となってしまい、根治するには手術が必要になることがある

胸膜炎に関連する治療薬

非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)

  • 炎症を引き起こすプロスタグランジンの生成を抑え、炎症や痛みを抑えて結膜炎や眼手術時などに使用する薬
    • 体内で炎症や痛みなどを引き起こす物質にプロスタグランジン(PG)がある
    • PGはシクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素などにより生成される
    • 本剤はCOXを阻害しPG生成を抑えることで、抗炎症作用をあらわす
  • 症状や手術の前後(術後経過)などによって、1日の使用回数が異なってくる場合があるので医師の指示の下で適切に使用する
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