がんけんかすい
眼瞼下垂
上まぶたが過度に下がってしまった状態
1人の医師がチェック 27回の改訂 最終更新: 2026.06.26 斎木 寛・医師

眼瞼下垂の基礎知識

POINT 眼瞼下垂とは

上まぶたが過度に下がってしまった状態を指します。生まれつき眼瞼下垂の人(先天性眼瞼下垂)もいれば、加齢やコンタクトレンズの使用、重症筋無力症の影響で眼瞼下垂になる人(後天性眼瞼性下垂)もいます。視診や視野検査、画像検査などで原因を調べます。視力や視野に影響が出ている人には手術が検討されます。診断は脳神経内科や眼科で行われ、手術は眼科や形成外科で行います。

眼瞼下垂について

  • まぶた眼瞼)が下がった状態
  • 片側にだけ症状がでることもあれば両目に症状が出ることもある
  • 生まれつきの人(先天性眼瞼下垂)もいれば、加齢や他の病気に伴って現れることもある(後天性眼瞼下垂)
  • 先天性眼瞼下垂
  • 主に上眼瞼挙筋(上まぶたを上げる筋肉)の働きが不十分なこ とが原因
  • 片側に起こることもあれば両側に起こることもある
  • 後天性眼瞼下垂
  • 加齢
  • コンタクトレンズの使用
  • 動眼神経麻痺
  • 交感神経麻痺
  • 重症筋無力症 など

眼瞼下垂の症状

  • の垂れ下がり
  • 視野狭窄:垂れ下がったまぶた眼瞼)が瞳孔(黒目の部分)を隠してしまうために、視野を狭め見えづらさの原因となる
  • 弱視:小児で原因となりうる
  • 代償症状:見えづらさを補うために体が頑張り過ぎてしまった結果として生じる症状
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 額のしわ
  • 眉毛を上げる癖

眼瞼下垂の検査・診断

  • 視診:専用の診察器具を使って、目の幅やの垂れ込みを計測する
  • 視野検査
  • 重症筋無力症が疑われる人には血液検査やアイスパックテストも行う
  • 画像検査:腫瘍重症筋無力症が疑われる人などに行う

眼瞼下垂の治療法

  • 原因がある人にはその治療を行う(例えば重症筋無力症が原因の場合は薬物療法を行う)
  • 手術:状態に応じて適した手術法を選ぶ
  • まぶたを上げる筋肉を修復・補強する
  • 前頭筋の力を借りてまぶたが上がるようにする
  • まぶたの余分な皮膚を切り取る
  • 薬物療法として、上眼瞼挙筋(上まぶたを上げる筋肉)を挙上させるアップニーク®ミニ点眼液がある

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