たこつぼがたしんきんしょう
たこつぼ型心筋症
心臓の一部が収縮しなくなり、急激に心臓の働きが悪くなる病気
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最終更新: 2023.10.17
たこつぼ型心筋症の基礎知識
POINT たこつぼ型心筋症とは
たこつぼ型心筋症は心臓の一部分が動かなくなる病気です。心臓が血液を送り出す出口周辺(心基部)ばかりが動くようになり、心臓の先端の方周辺(心尖部)の動きが悪くなります。原因は不明であることが多いですが、心身にストレスを受けた後に起こりやすいことが分かっています。主な症状は胸の痛みや苦しさや違和感・呼吸困難感などですが、重症の人では血圧低下やショック状態による意識消失などが起こります。 症状や身体診察に加えて、心臓超音波(エコー)検査や心電図検査を用いて診断されます。心筋梗塞と判断がつかない場合もあり、その際には心臓カテーテル検査が行われます。治療は特に行わないでも改善することが多いです。たこつぼ型心筋症が心配な人や治療したい人は、循環器内科を受診して下さい。
たこつぼ型心筋症について
たこつぼ型心筋症の症状
- 胸痛、胸苦しさ、胸の違和感
- 呼吸が苦しい
- 血圧低下、
ショック 状態
たこつぼ型心筋症の検査・診断
たこつぼ型心筋症の治療法
- 多くの場合症状は一時的で、特別な治療がなくとも心臓の動きは改善する