らんばーといーとんしょうこうぐん
ランバート・イートン症候群
免疫の異常が原因で、筋肉に力が入らなくなる病気。肺小細胞がんにともなうことが多い
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最終更新: 2022.03.01
ランバート・イートン症候群の基礎知識
POINT ランバート・イートン症候群とは
手足の筋肉が疲れやすく、力が入りにくくなってしまう病気です。抗VGCC抗体という異常な免疫が働くことが主な原因と考えられており、高頻度に肺小細胞がんを合併します。主な症状としては筋力の低下・疲れやすさ・目が動かしにくさなどあります。筋力の低下は動かし続けている間にだんだんと改善することが特徴です。 治療は原因となっている病気を治療することが最優先ですが、症状を和らげる治療(対症療法)としてステロイド薬など用いることがあります。ランバート・イートン症候群が心配な人や治療したい人は、脳神経内科や呼吸器内科を受診してください。
ランバート・イートン症候群について
ランバート・イートン症候群の症状
ランバート・イートン症候群の検査・診断
ランバート・イートン症候群の治療法
- 原因となる病気(肺がんなど)の発見と治療が重要となる
対症療法 (症状を和らげる治療)として薬物療法を行う血漿交換 療法、免疫グロブリン 大量療法、ステロイド薬 など