しんぞうねんえきしゅ
心臓粘液腫
心臓にできる良性腫瘍の一種で、心臓腫瘍の中で最も頻度が高い
4人の医師がチェック 11回の改訂 最終更新: 2017.12.06

心臓粘液腫の基礎知識

心臓粘液腫について

  • 心臓にできる良性腫瘍の一種
  • 女性に多く、また左心房にできる場合が多い
    • 心臓粘液腫の75%は左心房に発生する
    • 心臓粘液腫の5-10%は遺伝性であり、その場合は若い男性に多い

心臓粘液腫の症状

  • 腫瘍僧帽弁付近の血液の流れを邪魔することで僧帽弁狭窄症に似た症状が起こることがある
    • 息切れ
    • 失神、めまい
    • 症状が進むと、肺高血圧症や右心不全などを合併することがある
    • 腫瘍が血液の流れを完全に止めると突然死を起こすこともある
  • 腫瘍の一部が血流にのって、血栓症(特に脳梗塞)を起こすことがある
    • 左心系(左心房左心室)に腫瘍ができると、脳梗塞など肺以外の全身の臓器に血栓塞栓症を起こしうる
    • 右心系(右心房右心室)に腫瘍ができると肺塞栓の原因となる

心臓粘液腫の検査・診断

  • 心臓超音波検査腫瘍の大きさや位置、心臓内の血流についても検査可能
  • その他に以下のような画像検査や心臓の検査を行う
    • 心電図検査
    • CT検査
    • MRI検査

心臓粘液腫の治療法

  • 外科的手術が原則
    • 脳梗塞肺塞栓症、突然死(心臓の逆流防止弁にはまり込む)の原因となることがあるため、発見されたら早期に手術することが望ましい

心臓粘液腫のタグ

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