かまじょうせっけっきゅうしょう

鎌状赤血球症

赤血球が鎌状(三日月形)になり、赤血球が壊れやすくなる病気。溶血性貧血の原因となる

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3人の医師がチェック 42回の改訂 最終更新: 2017.06.15

鎌状赤血球症の基礎知識

鎌状赤血球症について

  • 赤血球血液の中の血球の一種。酸素を肺から取り込んで、全身へ運ぶ役割をしている。血液が赤いのは赤血球が赤いことによるが鎌状(三日月形)になり、赤血球が壊れやすくなる病気
    • 赤血球に含まれるヘモグロビン血液の成分の一つで、全身に酸素を運ぶ役割をもつ。ヘモグロビンの量が少なくなった状態が貧血であるの異常が原因
  • 発生率に人種間の差があり、黒色人種に多い病気である
    • 日本人ではまだ発見されていない
  • 貧血の症状が出る一方で、鎌状赤血球症の人はマラリア感染症何らかの病原体が引き起こす病気。細菌、ウイルス、真菌などが原因となることが多い。人から人へ直接うつらないものも含めた総称にかかりにくくなることが知られている

鎌状赤血球症の症状

  • 症状
    • 息切れ、動悸心臓や太い動脈の脈拍を自覚すること。精神的な緊張や運動だけでなく、ホルモンバランスの異常や貧血など、様々な病気の症状として起こるなどの貧血症状
    • 黄疸ビリルビンという物質が体内に溜まることで、皮膚や白眼などが黄色くなった状態。肝臓の異常で起こることが多いが、新生児に生じるものは異常ではない
    • 鎌状に変形した赤血球血液の中の血球の一種。酸素を肺から取り込んで、全身へ運ぶ役割をしている。血液が赤いのは赤血球が赤いことによるが細い血管に詰まり、血管閉塞を起こす(脾梗塞血液が流れなくなることで、その部分の細胞が死んでしまうこと。心臓や脳に生じると、心筋梗塞、脳梗塞と呼ばれるなど)
    • 脳出血が起こってしびれやしゃべりづらさ、意識障害意識に異常が生じた状態の総称で、もうろうとした状態や、不適切な反応をする状態、一切の反応がない状態など多段階の症状が含まれるが起こることがある

鎌状赤血球症の検査・診断

  • 鎌状赤血球血液の中の血球の一種。酸素を肺から取り込んで、全身へ運ぶ役割をしている。血液が赤いのは赤血球が赤いことによる試験

鎌状赤血球症の治療法

  • 症状を抑える治療(対症療法病気による症状自体を抑えるための治療。病気の根本の原因を治す治療(根本治療)と区別される)がメイン
  • 根治することを目標に骨髄移植血液疾患をもつ患者に対して行われる治療。血液細胞を作る骨髄を健康な人から採取して、それを患者の血液中に注入する治療が行われることがある

鎌状赤血球症のタグ

診療科血液内科