しぼうしゅ

脂肪腫

皮膚と筋肉の間や、筋肉にできる脂肪のかたまり

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5人の医師がチェック 82回の改訂 最終更新: 2017.06.15

脂肪腫の基礎知識

脂肪腫について

  • 皮膚と筋肉の間や、筋肉の中で脂肪の細胞からできる良性腫瘍「がん」ではない腫瘍。無制限に大きくなったり、転移したりする悪性腫瘍とは異なるが、部位やサイズによっては手術が必要となる
  • 皮膚の下にできる腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの中では、最も頻度が高い
  • 女性が罹患しやすいと言われている
    • 40〜50代に多い
  • 背中や肩、お尻にできやすい
  • 病気は以下の2つに分けられる
    • 浅在性脂肪腫:皮膚と筋肉の間(皮下組織)に腫瘍が生じる
    • 深在性脂肪腫:筋肉に腫瘍が生じる
  • まれに脂肪肉腫と呼ばれる悪性の腫瘍であることがある
    • 特に急に大きくなる場合は注意が必要である

脂肪腫の症状

  • 腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるが皮膚と筋肉の間や、筋肉にできる
    • 痛みを伴う事は通常ない
    • 浅在性脂肪腫は、背中、肩、おしりにできやすい
    • 深在性脂肪腫は、太腿(太もも)にできやすい
    • 大きさは、数mm~10cm以上とさまざまである
  • ほとんどの場合、腫瘍は1つだけ発生する

脂肪腫の検査・診断

  • 視診・触診:見て触って状態を確認する
  • 画像検査:腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの大きさや位置を調べる
    • CTX線(放射線)を用いて、体の内部を画像化して調べる検査検査
    • MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査検査
  • 手術で腫瘍を摘出してから、腫瘍の性質を顕微鏡で調べる検査(病理検査)を行うことがある

脂肪腫の治療法

  • 良性腫瘍「がん」ではない腫瘍。無制限に大きくなったり、転移したりする悪性腫瘍とは異なるが、部位やサイズによっては手術が必要となるであるので切除するかどうかは本人の希望が優先される
    • 小さく、気にならなければ様子をみる
    • 見た目が気になる場合には手術で切除する
  • 脂肪腫が自然に消える事はない
    • 様子をみることでゆっくり大きくなる可能性もある
  • 脂肪腫を摘出した場合、再発はほとんど起こらない

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