かんきゅうちゅうしょう
肝吸虫症
肝吸虫という寄生虫が、胆管に寄生して肝臓に障害を起こす病気のこと
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最終更新: 2023.03.13
肝吸虫症の基礎知識
POINT 肝吸虫症とは
肝吸虫という寄生虫が肝臓に侵入する病気です。肝臓が出す胆汁がうっ滞してしまい、肝臓の機能が低下することが多いです。主な症状は、食欲低下・腹痛・全身倦怠感・下痢・黄疸(眼や皮膚が黄色になる)などになります。 画像検査・血液検査・便検査などを行って診断します。抗寄生虫薬を用いて治療します。また、生の川魚を介して感染することが多いため、川魚を食する場合は火をしっかりと通すことが大切です。肝吸虫症が心配な人や治療したい人は、感染症内科を受診してください。
肝吸虫症について
肝吸虫症の症状
- 食欲の低下
- お腹の不快感
- 腹痛
- 全身
倦怠感 - 下痢
- 肝臓の肥大
黄疸
肝吸虫症の検査・診断
肝吸虫症の治療法
- 薬物療法
- 吸虫駆除薬(プラジカンテルなど)
- 肝硬変は重症化すると死に至ることがある
- 肝吸虫症にならないように予防が重要である
- 川魚を食べる際は、十分に加熱処理をする
肝吸虫症のタグ
肝吸虫症に関わるからだの部位
