そくかんせつねんざ
足関節捻挫
足首をひねった際に、靭帯が伸びたり切れたりした状態
4人の医師がチェック 78回の改訂 最終更新: 2018.03.13

足関節捻挫の基礎知識

足関節捻挫について

  • 足首をひねった際に、靭帯が伸びたり切れたりした状態
    • 歩いている時やスポーツをしている時に足をひねることが原因で起こる
  • スポーツによるけがでは一番多い
  • 分類
    • 内反捻挫:足首を内側に(足の裏が内側を向くように)ひねる
    • 外反捻挫:足首を外側に(足の裏が外側を向くように)ひねる
  • 靭帯の損傷程度(重症度)
    • 1度(軽度):靭帯が伸びる程度
    • 2度(中等度):靭帯の一部が切れる
    • 3度(重度):靭帯が完全に切れる

足関節捻挫の症状

  • 足首の痛み
    • 足を着くと痛みが増す
  • 足首が腫れる
  • くるぶしの周りを押すと痛む

足関節捻挫の検査・診断

  • 問診と診察から診断を行うことが多い
  • 足首の診察:靭帯が切れて関節が緩んでいないか調べる
    • 足関節を捻った方向と同じ方向に曲げると、痛みが再現されたり、関節の緩みが見られることがある
    • 痛みを伴う診察
  • レントゲン検査:骨折がないか確認する

足関節捻挫の治療法

  • 固定して安静にすることが治療の基本
    • 怪我をした直後は冷やすことや足を高い位置に挙げる
    • NSAIDs(痛み止めの薬)の錠剤や外用剤を必要に応じて使う
  • 重症な場合は手術を行う
  • テーピングやサポーターなどで足首を固定することで再発を予防することができる
  • 痛みがあるうちに無理に運動しようとすると治りが遅れたり慢性的な痛みにつながる
    • 運動の開始などは医師の指示に従う必要がある

足関節捻挫に関連する治療薬

アセトアミノフェン製剤

  • 脳の体温調節中枢や中枢神経などに作用して熱を下げたり、痛みを抑えたりする薬
    • 発熱は体内で発熱の情報が脳の体温調節中枢に伝達されて生じる
    • アセトアミノフェンは体温調節中枢に作用し、熱を体外へ逃がす作用を増強する
    • アセトアミノフェンは発熱や痛みの情報を伝える物質を阻害する作用をあらわす

アセトアミノフェン製剤についてもっと詳しく

足関節捻挫の経過と病院探しのポイント

足関節捻挫が心配な方

捻挫は骨と骨をつなぐ靱帯の損傷で、足首の捻挫は運動中にとても多い外傷の一つです。内側に捻挫する場合が多いですが、逆に外側に足をひねって捻挫してしまうこともあります。

足をひねった後から関節が痛くて腫れている場合には、単なる捻挫ではなく骨折に至っている可能性もあります。骨折しているかどうかを症状だけから判断するのは難しい場合が多いです。実際に医療機関を受診した際には、レントゲンを撮影して、骨折がないかを確認します。

捻挫をして痛みが強い場合には、まずは整形外科のクリニックを受診されることをお勧めします。骨折がなく靱帯の問題のみであればクリニックで対応が可能です。

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足関節捻挫でお困りの方

足関節捻挫の場合、治療は重症度によって異なります。軽度のものであれば冷やして安静にするだけで良いのですが、靱帯の損傷が強いと考えられる時には、ギプスシーネと言って固定する添え木のようなものを包帯で巻いたり、松葉杖を使用したりします。靱帯が完全に切れてしまっている時には手術を行うこともあります。

軽症の場合には痛み止めで様子を見ることになるので、ご自身の感覚として痛みや腫れがそこまで強くなく、また何とか歩けるような場合には、受診せずに冷やして自宅で様子を見るという選択肢もあります。その場合には、最初の数日間は温めるのではなく冷やすこと、また痛めた足に負荷をかけない(なるべく無理して歩かない)ことが注意すべきポイントになります。

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