2016.03.25 | ニュース

足首のけがの後、プロスポーツ選手はどれくらいで復帰できる?

プロスポーツ選手42名を対象に検証
from Knee surgery, sports traumatology, arthroscopy : official journal of the ESSKA
足首のけがの後、プロスポーツ選手はどれくらいで復帰できる?の写真
(C) Maridav - Fotolia.com

足関節(足首)の靭帯はスポーツによって痛めやすく、捻挫(ねんざ)などの怪我を繰り返しやすい場所です。足関節の靭帯を断裂したプロスポーツ選手は手術をしてどれくらいの期間でスポーツに復帰できるのか検証した研究を紹介します。

◆足関節靭帯断裂後、スポーツ復帰までの期間は

足関節外側の靭帯を完全断裂し外側縫縮術という手術を受けたプロスポーツ選手42名が対象となりました。対象者は手術後2年間の経過を調査されました。

 

◆スポーツ復帰までは77日

以下の結果が得られました。

単独の損傷に対して、トレーニングに復帰するまでの中央値は63日(49から110日)でスポーツに復帰するまでの中央値は77日(56から127日)だった。

不安定性が再発した患者はいなかった。すべての患者が損傷前のレベルのプロスポーツに戻った。

足関節靭帯の完全断裂後に手術したあとの対象者のうち半数が、トレーニング復帰までの期間は63日以内、スポーツ復帰までは77日以内でした。対象者全員が靭帯損傷前のスポーツに復帰できました。

 

プロスポーツ選手全員が元のスポーツに復帰できたとの結果でしたが、再度怪我をしないように足関節のケアや足関節に過度な負担がかからないような体の使い方をすることも大切になってくるかもしれません。スポーツの種類に合わせて、復帰したあとのケアについても新しい研究が待たれます。

執筆者

PT K.S

参考文献

Return to sport following acute lateral ligament repair of the ankle in professional athletes.

Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc. 2015 Oct.

[PMID: 26438247]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。