おたふくかぜ(りゅうこうせいじかせんえん、むんぷす)
おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)
唾液をつくる耳下腺(耳の前〜下)、顎下腺(あごの下)が腫れて痛み、熱がでる感染症。特に小児に多い
10人の医師がチェック 155回の改訂 最終更新: 2022.05.04

流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

おたふく風邪は主に耳下腺が腫れて痛む感染症です。原因はムンプスウイルスです。潜伏期間が2週間前後と長く発症前から感染力があること、感染しても発症しない不顕性感染がありこの場合にも感染力があることから、感染の拡大に注意が必要です。治療法はなく自然治癒する病気ですが、まれに合併症や後遺症が生じることもあります。予防接種をしっかり受けて感染を予防することが大切です。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)とはどんな病気?

おたふく風邪は主に耳下腺が腫れて痛む感染症です。原因はムンプスウイルスです。潜伏期間が2週間前後と長く発症前から感染力があること、感染しても発症しない不顕性感染がありこの場合にも感染力があることから、感染の拡大に注意が必要です。治療法はなく自然治癒する病気ですが、まれに合併症や後遺症が生じることもあります。予防接種をしっかり受けて感染を予防することが大切です。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)の症状について:熱、顔の腫れ、難聴など

おたふく風邪になると耳下腺が腫れて痛む以外にも、発熱や嚥下痛などの症状が出ます。また合併症が起こることもあります。おたふく風邪が疑われる症状にはどのようなものがあるのでしょうか。おたふく風邪とよく似た症状を来たす別の病気についても合わせて説明します。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)はどうやって診断するのか?検査はどんなことを行う?

おたふく風邪は主に、問診と身体診察によって診断されます。特別な検査は必要ないことが多いですが、血液検査や微生物検査などの検査が行われることもあります。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)の治療法について

おたふく風邪は自然治癒する病気で、特別な治療法はありません。痛みや熱など起きている症状を軽減するための対症療法が中心となります。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎、ムンプス)に関する注意点

おたふく風邪に関して生活上気を付けるべき注意点について説明します。まれですが、おたふく風邪にかかった後に難聴などの後遺症が残ることがあります。