かわさきびょう
川崎病
小児に起こる全身の血管炎により、発熱・発疹・冠動脈病変など様々な症状を引き起こす
18人の医師がチェック 163回の改訂 最終更新: 2023.11.02

川崎病

川崎病では全身の血管に炎症が起こることで、全身の臓器に影響が出ます。特に冠動脈(心臓に必要な栄養と酸素を送る血管)に起こる炎症には注意が必要で、適切に治療しないと冠動脈瘤(冠動脈にこぶができる状態)が生じることがあります。冠動脈瘤ができると心筋梗塞などの重症の心臓疾患になりやすくなります。 このページでは川崎病の症状や治療を中心に説明していきます。

川崎病について:原因、検査、治療など 

川崎病では全身の血管に炎症が起こることで、さまざまな臓器に影響が出ます。特に冠動脈(心臓に必要な栄養と酸素を送る血管)に起こる炎症には注意が必要で、適切に治療しないと冠動脈瘤(冠動脈にこぶができる状態)が生じることがあります。冠動脈瘤ができると心筋梗塞などの重症の心臓疾患になりやすくなります。

川崎病に多い症状:発熱、いちご舌、リンパ節腫脹など

川崎病ではさまざまな症状が出現します。中でも発熱や口の中の赤みといった症状は出現しやすいことがわかっています。また、BCGを打ったあとが赤くなるという川崎病に特徴的な症状もあります。このページでは川崎病になったときにどういった症状が見られるのかを説明します。

川崎病の検査:心臓エコー検査、心臓カテーテル検査など 

川崎病が疑われた場合にはさまざまな検査が行われます。診断を行うための検査や全身状態を調べる検査、合併症の有無を調べる検査などです。

川崎病はどうやって治療されるか?

川崎病と診断された場合にはできるだけ早く治療が行われます。明確にこれを行うべきといった治療がないため、医療現場ではさまざまな治療法が行われています。このページでは川崎病に対して行われる治療について説明します。

川崎病の人に気をつけてほしいこと

川崎病は5歳以下の子供に多い病気です。川崎病と言われた場合、どのような生活スタイルにするのが良いのかなど、日常生活の疑問について説明します。