のうぺっとけんさ
脳PET検査
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

対象疾患

脳腫瘍アルツハイマー病 など

概要

PET検査は専用の薬剤を注射することで、脳腫瘍アルツハイマー病などを診断できる画像検査です。脳腫瘍ではメチオニンPET検査、アルツハイマー病ではアミロイドPET検査が行われます。放射線を出す物質(放射性同位体)を使用するので、被ばくします。脳に関する重要な情報を得られる検査ですが、導入している病院は限られており、どこでも受けられる検査ではありません。

メリット

デメリット

  • 被ばくする

詳細

PET検査とは、特殊な薬剤を注射することで病気の細胞に目印をつけ、専用の機械で撮影する検査です。もっとも幅広く行われているPET検査はFDGという物質を使った検査で、全身のがんの検索などに用いられます。
しかしながら、FDGを用いたPET検査は脳腫瘍の検索にはあまり強くないという弱点がありました。脳PET検査はFDGではない、別の検査用の薬剤を用いることで、脳腫瘍アルツハイマー病などの診断に役立てることができます。例えば脳腫瘍を調べたい場合、メチオニンPET検査が行われます。アルツハイマー病ではアミロイド PET検査が行われます。

検査の流れ

  1. 検査の数時間前から絶食する
  2. 検査のための薬が点滴で静脈に入れられる
  3. 点滴をしたら1-2時間安静にする
  4. 検査室に入り検査台に横になる。横になっているだけで検査は終了する。検査時間は30分-1時間程度

検査を受ける際の注意点

  • 検査数時間前からは絶食してください。
  • 静脈注射の針を刺すときに少し痛みを感じるかもしれませんが、その他に強い痛みを感じることはありません。
  • 検査中、身体を動かさないようにしてください。
  • 体内に入った放射性物質は微量でいずれ排出されるため、心配は必要ありません。
  • 妊娠中の場合は原則として行いません。妊娠中、妊娠の可能性がある方は、医師に相談してください。
  • 授乳中の場合は乳児への放射性同位体の移行を防ぐため、しばらく授乳をやめてもらうことがあります。
  • 検査後1日間は妊婦や乳児に接触しないようにしてください。