にょうひじゅう
尿比重
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

基準値(参考)

1.000-1.030

数値が低いとき

水分過剰摂取、利尿薬の使用、腎性尿崩症、真性尿崩症腎機能低下の末期状態

数値が高いとき

脱水症、異常物質の混入(タンパク質、糖、造影剤など)

詳細

尿比重は尿中に溶けている物質の量を示しています。尿の濃さを反映します。健康な人では状況に応じて、尿を濃くしたり薄くしたりすることで、身体から排泄される水分を調整し、体内の水分量が一定になるように保たれています。例えば、水分摂取量が多いときには比重が低い(薄い)尿を作り、脱水のときには比重が高い(濃い)尿を作ります。また、尿崩症のように大量の尿が作られ身体の水分量を調整できなくなる病気でも尿比重に異常が見られます。

  • 一回尿で尿比重が1.030以上の場合(著しい高比重)
    • 脱水症:尿量減少を伴う
    • 異常物質の混入(タンパク質、糖、造影剤など):尿量増加を伴う
  • 一回尿で尿比重が1.006以下の場合(著しい低比重)
    • 水分過剰摂取:尿量増加を伴う
    • 利尿薬の利用:尿量増加を伴う
    • 腎性尿崩症、真性尿崩症:尿量増加を伴う
  • 繰り返し1.010前後を持続する場合(等張尿)
    • 腎機能低下の末期状態:尿量減少を伴う