◆539人を対象とした比較対象検査
シーズン前に、高校生と大学生のフットボール選手合計539人にバランステストと身体機能検査を行い、加えてBMI(体重÷身長の2乗)を調べました。その結果をシーズン中に足首の捻挫をした選手としなかった選手とで比較しました。
◆捻挫をバランステストとBMIで予測
足首の捻挫をした選手のグループは、捻挫をしなかった選手と比べて、バランステストの成績が悪く、BMIが大きいという結果が出ました。
どの程度の因果関係があるかはこの結果からは特定できませんが、運動中のけがを防ぐには、バランスの良い身体能力と、適切な体格であることが理想的だと思われます。
執筆者
参考文献
Prediction of Lateral Ankle Sprains in Football Players Based on Clinical Tests and Body Mass Index.
Am J Sports Med. 2016 Feb.
[PMID: 26646517]
※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。