2015.09.29 | ニュース

睡眠不足とカゼの関係とは、何時間寝ればカゼを引きにくい?

アメリカの研究チームが164人を分析
from Sleep
睡眠不足とカゼの関係とは、何時間寝ればカゼを引きにくい? の写真
(C) Halfpoint - Fotolia.com

寝不足が続いたあとに体調を崩すという経験をしたことがある人は多いと思います。では、どの程度の睡眠が必要なのでしょうか?今回の研究では、風邪を引いた人はどの程度の睡眠時間であったか検証しました。

◆睡眠時間と風邪の関連を検証

18歳から55歳までの健康な男女164人の睡眠時間などの睡眠状態を7日間連続で測定しました。その後、風邪ウイルスを鼻に滴下し、5日間で風邪の徴候が現れるかどうか検証しました。

 

◆6時間以下の睡眠では風邪を引く可能性が増大

以下の結果が得られました。

特に、睡眠時間が5時間未満の人(オッズ比4.50、95%信頼区間1.08-18.69)または5時間以上から6時間以下の人(オッズ比4.24、95%信頼区間1.08-16.71)では、1晩7時間よりも長く寝る人と比べて、風邪を引くリスクが大きかった。

睡眠時間が6.01時間以上7時間以下の人はリスクは大きくなかった(オッズ比1.66、95%信頼区間0.40-6.95)。

1日6時間以下の睡眠時間では、風邪を引く可能性が4倍程度大きいという結果でした。

 

忙しいとなかなか睡眠時間を確保することも難しいと思いますが、体調管理のためには、睡眠時間の確保も重要なのかもしれません。 これから寒くなり、インフルエンザなど体調を崩しやすい季節にもなります。くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Behaviorally Assessed Sleep and Susceptibility to the Common Cold.

Sleep. 2015 Sep 1

[PMID: 26118561]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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