糖尿病患者の喫煙は死亡率を1.55倍に、禁煙すると下がる
糖尿病患者において、喫煙は健康にどのような影響があるのでしょうか?今回の研究では、糖尿病患者の喫煙と死亡率について分析した複数の研究から、その関連性についてまとめました。
◆喫煙と死亡率の関係を検証
今回の研究は、2015年までに発表された、喫煙と死亡率の関係を検証した研究をまとめました。
死亡率は、全体の死亡率、心筋梗塞などの
◆喫煙により死亡率は1.55倍
以下の結果が得られました。
喫煙に関連するプール解析による調整済み相対リスク(95%信頼区間[CI])は、全死亡率(48の研究で1,132,700人の参加者、109,966人の死亡)に対して1.55(1.46-1.64)、心血管疾患による死亡率(13の研究で、37,550人の参加者、3,163人の死亡)に対して1.49(1.29-1.71)であった。
糖尿病患者は喫煙により、全体の死亡率は1.55倍高くなるという結果でした。心血管疾患による死亡率は1.49倍になっていました。また、以前に喫煙したことがある人では、喫煙していない人と比べて全体の死亡率が1.19倍高くなりました。このふたつのことから、禁煙により危険性が減少すると考えられました。
糖尿病は様々な
執筆者
Relation of Smoking with Total Mortality and Cardiovascular Events Among Patients with Diabetes: A Meta-Analysis and Systematic Review.
Circulation. 2015 Aug 26
[PMID: 26311724]※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。