目薬は1滴で充分なの??

皆さんは目薬をさす時、何滴点眼するでしょうか?中には「1滴では効果が出るかどうか不安なので、2〜3滴さす」という方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1滴でも溢れるくらいの量なのです。その理由と知っておくと便利な点眼薬の適正使用を合わせてご紹介します。
◆ 目薬の1回で出る量と体への影響
皆さんは目薬をさす時、どのくらいの量をさしていますか?
もしかしたら「2〜3滴くらい点眼しないとしっかり効果が出ないのでは?」と思っている方もいるかもしれません。
しかし実際には1滴分の量をしっかり点眼できれば充分なのです。(もちろん、上手く点眼できない場合は除きますが…)
製薬会社やその種類などによって様々な形状を持つ点眼容器ではありますが、どの容器でも平均的に30~50μL(マイクロリットル、1Lの1/1,000,000)の量が1回分として出るように作られています。人間の眼(
「しっかり1滴させれば充分」であることを理解した上で、溢れたり失敗したりしてはみ出した余分な目薬の液はしっかり拭き取りましょう。
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※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。